セカンドマリッジ ~病室で目覚めたら、夫と名乗るイケメン社長との激甘夫婦生活が始まりました~
「そういうことじゃなくて……私たち、ここで一緒に寝ていたんですよね?」
「……それは、そうだけど。今は状況が違うんだから、そんなこと気にしなくていいんだよ」
皆まで言わずとも悟は察しているらしい。その上で志歩がしようとしている提案をやんわり断っている。
しかし、志歩も引き下がるわけにはいかない。
五つ星ホテルの社長で、あの清塚グループの御曹司をリビングで寝かせるわけにはいかないというのはもちろんのこと、この優しい人を追い出すようなことは決してしたくなかった。
「悟さんがほかで寝ていたら、きっと気になって眠れません。だから……ここで一緒に寝ましょう」
悟の目を見ながら懇願するように言えば、悟は困った表情をしながらも微笑む。
「あなたって人は……そんなふうにお願いされたら、僕は断れないんだってこと、ちゃんと自覚してくれないと困るな」
指先で額をつんと小突かれる。
まるで子供に言い聞かせているかのようなその仕草に、なんだか照れくさくなってしまって、志歩は体育座りをするように立てた膝の間に顔をうずめて隠した。
すぐ近くからくすくすと笑い声が聞こえてくる。
「じゃあ、ここで寝るけど、もしも落ち着かなかったら、いつでも言ってくれていいからね。わかった?」
「……わかりました」
顔をうずめたまま、こくりと頷いた。
「……それは、そうだけど。今は状況が違うんだから、そんなこと気にしなくていいんだよ」
皆まで言わずとも悟は察しているらしい。その上で志歩がしようとしている提案をやんわり断っている。
しかし、志歩も引き下がるわけにはいかない。
五つ星ホテルの社長で、あの清塚グループの御曹司をリビングで寝かせるわけにはいかないというのはもちろんのこと、この優しい人を追い出すようなことは決してしたくなかった。
「悟さんがほかで寝ていたら、きっと気になって眠れません。だから……ここで一緒に寝ましょう」
悟の目を見ながら懇願するように言えば、悟は困った表情をしながらも微笑む。
「あなたって人は……そんなふうにお願いされたら、僕は断れないんだってこと、ちゃんと自覚してくれないと困るな」
指先で額をつんと小突かれる。
まるで子供に言い聞かせているかのようなその仕草に、なんだか照れくさくなってしまって、志歩は体育座りをするように立てた膝の間に顔をうずめて隠した。
すぐ近くからくすくすと笑い声が聞こえてくる。
「じゃあ、ここで寝るけど、もしも落ち着かなかったら、いつでも言ってくれていいからね。わかった?」
「……わかりました」
顔をうずめたまま、こくりと頷いた。