セカンドマリッジ ~病室で目覚めたら、夫と名乗るイケメン社長との激甘夫婦生活が始まりました~
十分に腹が満たされた二人は、ウッドデッキに置かれたソファーに並んで座り、美しい星空を眺める。マンションからの眺めとはまた違う絶景に、志歩はほーっと感嘆の息を漏らす。
「こんなふうに星空を眺めるのはすごく贅沢ですね。明るい街中だとここまでは見えないですから」
たくさんの明かりが照らされた都会では、夜に空を見上げても強い光を放つ星しか見えない。ぽつぽつとまばらに光っているだけ。
けれど、ここでは無数の星の光が地上に降り注いでいる。
「これは自然にしかない美しさだね。これだけの数の星を見ていると、宇宙の広大さを感じるよ」
遠い遠い宇宙に思いを馳せ、ロマンを感じる。自分の知らない世界が、この夜空の向こうに広がっているのだと思うと、不思議な高揚感を覚えた。
「本当に想像もできないくらいの広さなんだろうな。今見えている星以外にも、きっとたくさんの星がありますよね」
「そうだね。僕たちが見ているのは、本当にごく一部だろうね」
志歩たちの視界の外側にもたくさんあって、さらには、視界の範囲内にも目視できない星がたくさんあるのだろう。
「こんなにたくさん輝いているのにこれで一部……でも、冬だったらもっと見えるのかな」
「そうかもしれないね。冬は空気が澄んでいるから」
「冬の星空も見てみたいな。でも、冬だと寒そうですね」
冬の星空もきれいだろうなとは思うものの、こんなふうに外でゆっくりと眺めるには寒さが堪えるだろう。余程しっかりと防寒対策をしておかないと厳しいに違いない。
志歩はそう考えるが、悟は別の回答を出す。
「寒いときは、僕がこうして温めてあげるよ」
悟は志歩の肩に腕を回し、己の方へと志歩を引き寄せる。二人の体がピタリと密着して、悟の温もりが伝わってきた。
心地いい温もりに体から力が抜けていく。悟に完全に身を預けたまま、星空を眺める。
見ている景色は先ほどと何も変わらないはずなのに、悟の温もりに包まれて見るその夜空は、なぜか一段とその美しさを増しているように感じられた。
「こんなふうに星空を眺めるのはすごく贅沢ですね。明るい街中だとここまでは見えないですから」
たくさんの明かりが照らされた都会では、夜に空を見上げても強い光を放つ星しか見えない。ぽつぽつとまばらに光っているだけ。
けれど、ここでは無数の星の光が地上に降り注いでいる。
「これは自然にしかない美しさだね。これだけの数の星を見ていると、宇宙の広大さを感じるよ」
遠い遠い宇宙に思いを馳せ、ロマンを感じる。自分の知らない世界が、この夜空の向こうに広がっているのだと思うと、不思議な高揚感を覚えた。
「本当に想像もできないくらいの広さなんだろうな。今見えている星以外にも、きっとたくさんの星がありますよね」
「そうだね。僕たちが見ているのは、本当にごく一部だろうね」
志歩たちの視界の外側にもたくさんあって、さらには、視界の範囲内にも目視できない星がたくさんあるのだろう。
「こんなにたくさん輝いているのにこれで一部……でも、冬だったらもっと見えるのかな」
「そうかもしれないね。冬は空気が澄んでいるから」
「冬の星空も見てみたいな。でも、冬だと寒そうですね」
冬の星空もきれいだろうなとは思うものの、こんなふうに外でゆっくりと眺めるには寒さが堪えるだろう。余程しっかりと防寒対策をしておかないと厳しいに違いない。
志歩はそう考えるが、悟は別の回答を出す。
「寒いときは、僕がこうして温めてあげるよ」
悟は志歩の肩に腕を回し、己の方へと志歩を引き寄せる。二人の体がピタリと密着して、悟の温もりが伝わってきた。
心地いい温もりに体から力が抜けていく。悟に完全に身を預けたまま、星空を眺める。
見ている景色は先ほどと何も変わらないはずなのに、悟の温もりに包まれて見るその夜空は、なぜか一段とその美しさを増しているように感じられた。