俺様御曹司は姉御肌で破天荒な美女を堕とせるか?
話はもちろんホテルの事だ。

優依が

「ホテルから下の海岸に降りるのに
ウオータースライダーを作るのは
どうですか?ホテルの庭に作るプール
から降り口を作って、あまり角度の
ない子供達も喜んで乗れるような
丘を降りていく感じで作るといいかも
と思いました。庭のプールはちょっと
大人でおしゃれな感じがいいと
思いますが、よくありますが滝の裏が
洞窟になっているような仕掛け位
あってもいいかもその中で
洞窟バーってどうです?」

「うんそれいいね。僕もちょっと
考えてたんだ。ちょうどいい感じの
岩が突き出てる所があったから、
スライダーで海岸までは
考え付かなかったけどね」

「優依さんて発想が自由ね、刺激を
受けるわ。洞窟バーいいんじゃない?」

「いいねそれ。いつも優依の発想力には
驚かされるんだ。
僕の大切なパートナーで自慢の恋人なんだ
まだ内緒だけど…榊さんの事も紹介
してくれたのは優依なんだ」

そういって手放しで褒めてくれる研吾に優依は頬を染めていた。

「なんで内緒なんですか?」

「実は優依を第二秘書に引っ張ってきたのは
まだ最近なんだ。恋人を秘書にしたなんて
ことになったらみんなの反感を買うって
言うんだ。だからまだ結婚も了承して
くれないんだ。つれないよね。
もう十分結果出してるのにさ」

ワインを飲んで少し酔っ払った研吾は榊夫妻を相手に愚痴っている。

「もう恥ずかしいのでやめてよ」

と言って優依は研吾を引っ張って部屋に戻った。
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