俺様御曹司は姉御肌で破天荒な美女を堕とせるか?
優依は頭の中でスケジュールを組み立ててみる。

とりあえず大至急見積もりをして早めに了承をもらって業者を抑えなくてはいけない。

納品まで2カ月足らずなのだ。いつもなら最低でも3カ月こんな風に凝った作りなら
半年はかかる。

研吾は絶対に作るから業者の手配をすぐにするようにと優依に言った。

1色につき3000体合計9000体でオーダーを出すと言われた。

プレミアム感のあるものなので一体ずつ箱に入れるその箱にもこだわりたいと言う研吾の希望だ。

優依はさっきの仕事にブルーになっていたことなんか忘れて早急に動かなければ間に合わないと頭の中で自身の行動スケジュールを立てて、速攻で行動しないとと覚悟を決めた。

やる気が満ちてくるのを感じて体が熱くなる。

絶対にオリジナリテイのある素敵な妖精を作ろうと心に決めた。

2~3日中には見積もりを出してゴーサインが出たらまずは人形の本体を作らなければならない。

優依は研吾に3日後に見積もりをもってくるのでそれでだいたいの価格を見てもらって判断してほしいと言った。

研吾と結城グループンの本社の専務室で打ち合わせの約束をして会社に取って返して上司に相談した。

幸い前にバレリーナを作った時も優依の担当だったので本体を作る工場や服を縫ってくれる所も気安く話ができる関係だ。

上司は下に二年前に入って来た佐藤健一を付けて、優依のサポートをするように言った。

数は九千なので大したことはないけれど箱もあり一体は結構な値段になる。

仕事はこれだけではないのだ、今とりかかっている仕事やアシスタントとして頼まれているものもある。

優依は健一に作業を振り分けてとりあえずルミエールの妖精の見積もりを作ることを最優先にした。

マリが紹介してくれた仕事なのだから失敗は許されない。

気を引き締めてあちこち電話し始めた。
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