ノイズリダクション
俺の好きな音
言いだしたらキリがない。
ギターの好きなところも、れんの好きなところも。
指先が弦を弾く音、静かに揺れる旋律、れんの息遣いが混ざる瞬間──全部好きだ。
れんが弾くから、余計に好きになる。
でも、それだけじゃなくて。
ギターを弾いてるときのれんの横顔、真剣な目、指の動きに合わせてわずかに動く唇──そういう全部が、俺は好きだった。
そして、れんが俺にだけ見せてくれていたはずの、あの優しさが、温もりが、愛しさが。
でも今のれんは、もう俺だけのものじゃないんでしょ?
まだ付き合ってるのに、浮気すんなよ…
昨日、女と一緒にいたじゃん。俺を置いて、そっちに行ったじゃん。なのに、なんで。
なんで、まだ俺を引きずらせるようなことばっかり。
ギターの好きなところも、れんの好きなところも。
指先が弦を弾く音、静かに揺れる旋律、れんの息遣いが混ざる瞬間──全部好きだ。
れんが弾くから、余計に好きになる。
でも、それだけじゃなくて。
ギターを弾いてるときのれんの横顔、真剣な目、指の動きに合わせてわずかに動く唇──そういう全部が、俺は好きだった。
そして、れんが俺にだけ見せてくれていたはずの、あの優しさが、温もりが、愛しさが。
でも今のれんは、もう俺だけのものじゃないんでしょ?
まだ付き合ってるのに、浮気すんなよ…
昨日、女と一緒にいたじゃん。俺を置いて、そっちに行ったじゃん。なのに、なんで。
なんで、まだ俺を引きずらせるようなことばっかり。


