縁はいなもの?味なもの?
🐝🐝

あれは俺(武)が入社6年目の時派遣で楓はやって来た。


「佐藤、彼女に仕事を教えてやってくれ」

中堅の俺が彼女の指導係に抜擢されるのは仕方がないのかもしれない、俺が社長の長男で次期跡取りと言う事はこの頃はだれも知らない。

「宜しく御願いします」
楓はとても美人だった
目を見張るような綺麗な顔につけ
ナイスバディな体に社の男達は響めきたつ、零れんばかりの大きな目にはアイシャドウが薄く塗られ
目の大きさが余計目立ってくる

一括りにされた柔らかそうな髪はアイボリーなシュシュが白いうなじの可愛さを浮きだたせていた。

「先輩、彼女狙ってるんすか?」
後輩達が恨めしそうに聞いてくる

「ばーか仕事だろうが」
丸めた、新商品のカタログで頭をパコンと叩く 三人分リズムをつけて1、2、3

「相手が佐藤さんなら
俺ら勝ち目無いっす」

まだ俺たちは付き合っても居ないのに噂だけはヒソヒソと流れていた

「あのぅー、ワタシ達の噂聞きました?」
楓が顔を下に向けて目だけ上目遣いで聞いてくる
♥~(*o*)俺の心はﮩ٨ـﮩﮩ٨ـ♡ﮩ٨ـﮩﮩ٨ﮩ෴ﮩ_ドキドキﮩ٨ـﮩﮩ٨ـ♡ﮩ٨ـﮩﮩ٨ﮩ෴ﮩ_____⁡┣¨‡┣¨‡

「佐藤さんに、もし彼女がいなければ私立候補しても・・・いいですかぁ」

「あ、アハハアハハ」
突然の申出にから笑い

「ヤッパリ、ダメですかァ」
シュンと項垂れた楓の白い襟足が俺を誘っていた。

グルンと背を回しオフィスの角を見つめ斜め上から自分と対話する

「ここまで言わせていいのか?」

「正直になれオレ」


「ダメですかァ」
彼女の丸い目と華奢な身体に似合わない豊満な胸の谷間が真昼間と言うのに俺様のJrがSTAND UP


「ウウッ」
俺は体を捩りながら
「つ、付き合おう」
佐藤武、健康な男だ
手も早い
楓とはその夕方からラブホにしけ混んだ


楓はヤッパリたまらなかった
ギャンブルにハマるギャンブラーのように転がり落ち楓の底なし沼へとのめり込んで行った。

その日から楓中心に俺の生活は回って行った。

ねだられたらなんでも買ってあげたブランド品や装飾品
楓が嬉しそうにほほえむだけで俺は満足した。

「えっ、もう帰るの?」

驚くように言われた、その日も楓と外食した後だった、

楓はいつものようにお気に入りのBARに行くつもりでいたようで残念そうにだだをこねる。

「悪いな楓、朝イチの飛行機で中国へ行かなきゃなんだ今日は帰るワ」


「えー、遊びたーい
明日土曜日なのにぃ〜
早起きすればいい話しじゃん

私起こしてあげるからぁーね、ね」

こんな顔して頼まれれば楓にゾッコンな俺は分かった
としか言えなかった。

「じゃあ早めに帰るぞ」
楓は顔を綻ばせ俺の胸に顔を埋め腕を絡ませる

契約は120億の商談だった、社運をかけていた、父親から態々腕試しに俺を指定して来た。

そんな重要な仕事ですら楓の前では二の足を踏んでしまう

1杯引っかければ2人でハシゴを繰り返し家にも帰らずホテルに宿泊


フカフカのベッドで目を覚ましたのは13時を回っていた、

ベッドの隣には布団に髪をナビかせた楓もグッスリ眠っていた

「う、うるせー」
ずっと鳴り止まない着信音
眠い目をこすりながら頭をおこす
スマホには着信が100件程並んで・・・

ン・・・何だコレ
飲みすぎの思考回路が回り出すまで二日酔いの頭はボワンとしていた

今日の予定ん、?予定・・・

ハッ😱🗯あ!、今日はヤバッ
一瞬で目が覚めた

青くなった俺は慌てて社長に折り返しの電話をかける

電話の向こうからは父親の

「バッカモーン💢」

の怒声がやまない
「何処にいる、マンションにも居ないし、どれだけ探したと思っているんだ、こんなに責任感のない奴とは情けない
まだまだお前には会社は任せられん、もういい‼️」

「‪あっ՞ ՞あのぅ꜄꜆商談はどうなりましたか?」

「‪💢絵里香がお前の代わりに出席した、待ち時間になっても来ないし、何をやっておるんだオマエ💢
絵里香を同行させていて良かったぞ
絵里香はお前を信用してと言っていたがまだ信用するには値しないと思って補佐に絵里香を付けていたんだ‼💢💢」

「え・・・すみません実は・・」

「もういい、お前の言い訳は聞きたくない💢💢
謹慎しとけ会社には来るな分かったか!💢」

親父の怒りはもっともだ
大事な商談をドタキャンしたのだから 頭を抱えて布団に蹲る、莫大な損害を出さなかった事で胸を撫で下ろす。


ハッとすると心配そうな楓が俺をみていた
「どうしたの?」

「おれ、クビかも
謹慎っていわれたアハハ
とりあえず帰るワ」
元気がなくなった俺を心配してか

楓は軽く
「ドンマイ」と軽く肩を叩く

まあ確かにやらかしたことは仕方がない時間は巻き戻せないのだから、
俺の責任だ‼

「楓、コレからは贅沢させられないかも」

「え〜貯金はぁー」

「あるけどサ、仕事決まるまで我慢してくれクビじゃなくても減給は間違いなかろうし
ボーナスもカットだろうし」

「えーやだぁぁ
なんで寝坊したのぉー
馬鹿じゃないのぉー」

「、!?工エエェェエエ工!?
真逆のお前が言う?」
今迄甘い顔しか見せたことのない楓が厳しいキッとした顔を見せてきた

確かに自分の甘さだ楓のせいじゃない
「ゴメン、楓大丈夫だから
心配するな、」
楓の髪を撫でながら言う

「タケシ頑張ってよ❗💢!」
強い口調で厳しい言葉

「ああ」

この時の楓の言う頑張ってよは楓にお金を使えるように頑張れって事だった
後になってみにしみた


しばらく会社に行けなくなった俺は謹慎がとけるまで暇だった。

楓の足はその日から遠くなり電話にさえ出なくなった

御曹司の俺は楓の贅沢くらい余裕だったが、つい頭に来てあんな事を言ってしまった
楓の贅沢なんて可愛いものだ!

少し反省した俺は楓の仕事終わりに合わせて会社まで出向いた
知ったヤッにあわないように、右左、前後ろ
気を配りながら、暫く待っていると楓が出て来た

俺は慌てて

「楓」

と叫びながら走ったが楓は気付かずタクシーに乗り込んだ

俺も慌ててちょうど来たタクシーに手を挙げて乗り込んだ

タクシーは繁華街へと向かう

楓が降りたので俺も降りて
楓と声を掛けながら駆け寄ろうと・・・
「かえ」と声を飲み込んだ

「楓」
黒のメンズスーツで決め込んだ
若い男が楓に駆け寄った
赤い髪をして見た目22か3

「まさか、ホスト?」

「令くーん」
楓は甘々な声を出し彼に抱きついた
「来てくれてありがとう」
街中なのに二人は熱い抱擁を繰り返し楓はバックから封筒をだした

「今日は大事な日でしょう
コレ絶対No.1になってね」

と決意の溢れた微笑みを見せて厚みのある封筒を差し出した

「ウワッありがとう
絶対No.1になるよ
いくら入ってる❓」
男は嬉しそうな顔をして
楓は
「うふふ5」と指をピント伸ばして広げた

「え?5、って五百万の事か?」
俺はびっくりした

楓は令と言うホストに身を任せながら歩き出した

「ご飯行こ」

同伴と呼ばれる行為なのか2人は高級な店に入って行った

「マジか」
従順で可愛らしい楓はその後超ご機嫌な様子で
きらびやかな看板のドカンと立つホストクラブに堂々と入っていった

「マジか!」

俺は看板を見上げる右端にさっきの男がいた、端だからまだまだ売れ始めってトコか!

楓とは結婚も考えていたし婚約指輪も買いに行くつもりでいた

遊びならまだ許せる範囲




武の散財に気づいたのは絵里香だった、ドタキャンの理由が知りたくて武の素行調査をして楓が浮かび上がった

武と楓は宝石店でネックレス、イヤリングブレスレットあらゆる宝飾品を購入している

サラリーマンには有るまじき金稼いの荒さ、突き詰めると楓に行きつくのは時間の問題だった。

慌てた絵里香は父親のゴールドカード、家族用を止めた

楓にのぼせた武は既に2000万を使っていた。

絵里香は父親に相談して、興信所の楓の報告書を見せる

「な、何だコレは」
父親が驚くのも無理は無い
2人は頭をかかえる
「飛んだバカ息子だ」

「全くよ、この楓って子
前も建設会社の社長と不倫して300万慰謝料請求されてて
武が払ったみたいよ武には親の手術費とか嘘ついてる

今ホスト通いをして大統 令と言うホストに貢ぎまくってるようよ」


「`ᾥ´ クッ、武は解雇するか!」

「そうしたいけど様子見ましょう、騙されてるだけだから
気づけば人生の肥やしになるって高い勉強代だと思いましょう。
少しは痛い目に合わないと分からないのよ」

「ぅむむむむ~。oஇ
気付けば良いが・・・」

「パパの子であり私の弟よ、ママも賢いし
DNAの威力を信じましょう!」

「絵里香お前はなぜ金○を下げてこなかったんだ?
お前が跡継ぎなら心配要らんのに」


「武の為に残しておいたのよ
ガハハ(ꉂ🤣𐤔')ハハハ
それに私には躾るべき人がいるの‼️」
絵里香は意味深な笑いを浮かべ父親 佐藤龍道を見た、


鈍い父親は会社の社員かとおもい頷いた。
仕事に関しては絵里香は厳しく、泣いて辞める男性社員もいる
しかし絵里香に育てられた社員は
系列会社でも重宝されている
絵里香は女にしておくのは勿体ない
しかし社長が絵里香なら文句言わず皆着いてくるのでは?
そう考えてしまう

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