縁はいなもの?味なもの?
🐝🐝


「それって加奈に何の得があんの!?」
菜乃花は差し入れのカットフルーツのパイナップルを爪楊枝で刺しながら言った。

南国を思わせる甘いパイナップル独特の甘い香りが菜乃花のくちから香ってくる。
「え?考えた事も無かった」
加奈もカットスイカを楊枝刺しながら答えた
「あま、ウマ」
カシヤカシヤとスイカを噛み砕く音がする

「まあ、玉の輿ってやつかー」
菜乃花は笑いながら
「玉の輿乗れば
カットフルーツじゃなくて何個も丸々スイカもパイナップルも食えるよ」
と笑いながら冗談を言う

「クスッそんな丸ごとくえねーよ」

二人は大笑い

「でも彼は社長じゃないし
彼の両親はそうかもだけど金持ちは彼じゃないじゃん。ヤッパリ努力する人じゃないと嫌だな〜ただ
乗っかって、ふんぞり返る
敷かれたレールに我がもの顔でのっかる男は願い下げだよーつまんなくね!
足踏ん張って成り上がるのが男じゃー、設」

「ふーん」
乗ってこない加奈をつまんないのか菜乃花は、から返事

「それに私今、昔と違ってお金あるし玉の輿狙いなんてしなくても充分自分を養えるしペットだって食わせていける🐍」

まあ加奈は充分自立している加奈の苦労話を聞いていた菜乃花は加奈の発言に納得する

「そうだね
じゃあ彼を自立させてみたら
見直すかもよ努力が好きな加奈だし彼を自分好みにしたらいいんじゃない」

それを聞いた加奈は目を丸くした

「自分好みな男にする?アハハハそれは無理無理、30歳だよ、おじさんだし偉ぶってるし何年御曹司やってると思う?無理だよ」


「じゃあこのままだと結婚まで流されちゃうよ

彼も自立した考えをもてたら結婚回避するんじゃない

お姉さんと言う壁をのぼらせるのよ
それしか方法が無いじゃん」

爪楊枝で刺したパイナップルをクルクル回しながら加奈は考える
「結婚回避の為か!やるしかないか」

とつぶやき武に絵里香の高ーい壁を登らせる決心をした
٩( 🔥ω🔥

加奈の回りで親しい男は?と探してみたら

菜乃花の旦那の川崎優吾と武と社長の絵里香の尻にしかれた今海達也と清掃部のおじいちゃんしかいない

オイオイこれでいいのか?両親に捨てられてから生きる事だけを考えてきたワタシ、あれ?恋愛ってどんなんだろ?

人を好きになるって、ましてや愛するってなんなんだろ、どんな感情なんだろ?今まで縁の無かった世界、色々考えて分かったことは一つ

"面倒くさ"

加奈はテーブルのうえのカカオ85%のチョコを🍫パクっマズイネットリと上顎にくっついて苦味が充満して来る

しかし体には凄くいいらしい加奈は毎日食べている、結婚もこんなもの?不味くても我慢
でも生活するには凄くいい
配偶者の稼ぎで順調に生きていける。

父親も母親の稼ぎで暮らしていた

父親だけじゃない私もだ、母に頼ってばかりの生活に母親は嫌気をさしてたそんな生活必ず終わりが来る、


身を持つて知った過去もある、なら1人の生活が気ままで良くないかぁ?

父親も母親も生きていたら60過ぎだ、当たり前だが会いたいとも思わない でも生活出来ているか気になるのはやはり親子だからか?

一週間が過ぎ武から連絡も無し加奈はちょっと武が今何しているのか知りたくなった。

「アイツの会社名さえ知らない興味無かったから」

加奈はエレベーターに乗り社長室へと向かうドア隙間から見えるのは

のほほんと社長室にふんぞり返る、なるほどねその姿を見て頷いた。

社長も絵里香に尻を敷かれひねり上げられやっと腰をあげる男だ


ナルホド、彼(社長)に絵里香は必要人物、かなり厳しい彼女を好きなのか?ドアの隙間から腰をかがめて首を捻る

「雨宮さん」

かがめた腰をポンポンと叩かれ振り向いた

加奈は「フエッ」と声をあげる そこには美人秘書と噂高い冴木美沙が立っていた

「何、されてるの?」

パラリとおちた横髪の巻き毛は艶やかで女子の加奈が見ても色っポイ

つい加奈はしどろもどろに答える

「え"アア未来の義妹が
義兄貴の仕事ブリを感察してるだけでアハハハ別に気にする程じゃありませんよー」

ん?と、不思議そうな顔をする
「義妹って。」


彼女も社長狙いと聞いている、社長が彼女に揺れる事はないのだろうか?

いいや
揺れ₍ (̨̡ ‾᷄⌂‾᷅)̧̢ ₎ないわけが無いダロ

大人な栗色巻き毛、フワッと香る柑橘系の香水

スラリとした身長にボインボインな胸にプリンプリンなお尻

目は真っ黒な葡萄みたいにまるく唇はポテンとして、落ちない訳が無いと加奈はジーっと
美沙を見る👀

美沙の綺麗にととのえられたネイルはピンク色のつやつやしていて
派手すぎず地味過ぎず清楚なものだった。
さすが大人


美沙はそんな手で顔をん?ん!と押える
加奈があまりにジーっとみるからか?
「何か付いてる?」

「お、お邪魔しましたー」

干からびた尻をからげ加奈は逃げるようにその場から飛び出した。


拍子にゴツン
「あ、イタタタ」
加奈は階段を上がって来る男性とゴツツンゴ

大股を開いて観音開きなパンドンチラ
ぶち当たった男性も同じ様な格好で尻餅を着いた

「あ、イテテテ」

加奈のフリフリなピンクのパンチィが御開帳

「キャーッ加奈さん
」美沙が叫びパンチィを隠す
男性は目をパチクリ

「見るなコンニャロー」
加奈は慌てて、お股を閉める

「し、失礼だなキミがぶち当たってきたんだろ、見たくて見るならもっと色気のあるオンナのパンチィを金払ってでも見るサ」

そう加奈がぶち当たったのは武だった。

「俺だから良かったものの他の男なら
気絶していたぞ、フリフリのウサギ🐇⸒⸒ のパンチィ
小学生かよ」

顔を真っ赤にした加奈に武は呆れたように言った。

「う"グググ
中身が見えないならよくね」

確かに体当たりしたのは加奈の方だった、見るナと言うのは難しいかもしれない加奈は何も反論出来ない。
加奈はある人が目に入り態度をコロッと変えて
サササーと立ち上がる

気持ちを調えて
「んん”っ 大丈夫でしたか」
と武の後ろに素早く回り込み両脇に手を入れて武を抱えあげようとした

此処で婚約破棄されたら、社長から施設への援助を打ち切られる、そしたら大変だと加奈は思い直し態度を変えた、騒ぎをききつけた社長の顔が見えたからだヤバッ

どっこいしょ━━━━━━イ‼
ギクッ꜀(𖦹𖦹)꜆グエ
「エッ」

急に、背骨とお尻の骨が合わない
加奈は固まった動けない、コレワ
あの噂高い

「どした?」

武は微妙な顔をして加奈を見あげる

体を腰の悪い婆さん見たいに曲げソロリソロリとカメレオンの様な動きをする加奈をジーっと見て武はピンと来たようでアッと声を上げて笑った

「ぷぷぷ、まさかのまさかな
ぎっくり腰かー
お前バカーついてないなーアハハハ」


加奈もムカつきながらも泣きそうな顔になる
腹立たしさも痛さには勝てない!

1度ぎっくり腰した人ならお分かりだろうが背骨の中にちからがはいらないしかもグエッと言う痛さ付き
そう、何もかもがスローモーションじゃないと動けない

武はヒョイと立ち上がり加奈を労る(いたわる、)ふりをして
「手伝ってやるよホイホイ」
と掛け声をかけて背中を押す

「"う"ぎゃゃゃゃ〜
何するん🤬💢」

加奈は豆撒きの鬼の面のような顔付きになる

「ヒャハハハハ」

武は加奈の動きを真似してカメレオンが手をゆっくり伸ばしまたガタガタと揺れながら手すりを握る動作をマネして
二三歩ゆっくり歩いて4歩下がる
「ブハッ進めないジャンカーアハハハ」

「チ、チクショーッ」
小梅太夫の様な金切り声をあげる加奈を見て武も又大爆笑

「整形外科整形外科」
と加奈は繰り返しなかなか出ない1歩を踏み出す努力をした
しばらく笑い転げていた武も加奈の表情に自分も顔を顰める

武は前に回り込み加奈の前に後ろ向きでかがんだ

「な、なに?」
咄嗟の行動に加奈はビックリ‼️
「まさかこれは?」

「早く乗れ」
後ろを気にしながら武は声をだした。

「え?急にどうしたぁー」
しかし人集りが増えてきて


「しゃーなしに
う、うんありがとう、どうゆう風のふきまわし?」
急に視界が高くなり185越えの
男性の目線はこうなんかー
と感動する
二、三回武が腰をヨイショとあげる事に

「ぎゃゃゃゃゃゃゃゃあ」
と加奈も叫ぶ

「ヨイショ」
「ぎゃゃゃゃゃゃゃゃあ」


「おまえ、見かけより重っ
後ろからパンチィ見えない様にしとけ」

「う、うん」
そんな動作が出来るわけがない
加奈のウサギ🐰さんのパンチィはドカンと人参食べてる出っ歯な顔をみせている
とは知らず加奈と武は会話をつづける

「見かけより重いなー」

「いっぱい食べるからねー着痩せするんだよねーワタシエヘ」
重いと言われても気にしない食べれる幸せは食べれなかった頃とは
比べようもない充実感



その様子を見た社長今海達也は安心した様にニンマリと笑った

「社長ご機嫌ですね」
機嫌良くなった社長に美沙もニッコリとオトナびたほほ笑みを浮かべる
社長狙いの噂は本当らしい加奈は武にオブさりながら美沙を振り返って思ったズキッ‼️イタタタタ。




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