縁はいなもの?味なもの?
🐝🐝

加奈は病院に通い出して奏多の事が気になりだした。

会えたら凄く嬉しいのだ
もしかしたらコレが噂高い初恋とゆうものか?

とはいえ誰にも言えない

顔を見るだけで暖かい気持になる

「あまみやさーん天宮加奈さーん」

受付で呼ばれ会計をする
「はい、お釣り」

ポンとぶっきらぼうに渡される
「もう、来なくて大丈夫じゃないですかー‘ᾥ’ 💢」

受付の25歳くらいの受付の子に言われキョトンとする

「ヤッパリ、あなた👉💢先生狙い?!」

「え⁉️」
突然攻撃的な彼女の口調にビックリする



「ちよつとかわいいからって」
その後の彼女のブツブツ言う言葉は聞き取れないくらいにシカトしながら(˘^˘ )プイッとする彼女は 愛想の悪いものだった!

「まだ、完治したと言われて無いので」
通院はしますと言うと

「ェェエ━ ⊙ ⊙━ ッ !!!
まだ来る気 嘘でしょーォ」
と言われてしまった

「はいい?リハビリは必要なんで」
と加奈が答えると
彼女は呆れ顔満載でつっけんどんに言う

「は?違う病院行ってよ
リハビリだけならわざわざこんな所まで来ることないじゃん
天宮さんちの近くにもっと病院あるでしょソッチ行ってよ💢💢」

そう巻毛を人差し指でクルクルしながら睨み付けて来た

そんな・・・

「チクッてもむりだからね
私の父親理事長だから、どうにもならないわヨ!
ハハハザンネーン👏アホ」

攻撃的な笑いを浮かべアホよばわりするこの女は
奏多さん狙いだとすぐ分かる
よく見たら可愛くみえて可愛くない彼女は作られた可愛さ

売られた喧嘩は買うのが鉄則、母親の血がうずいてくる。

「へ?あんた何?よく見ると目
ほっそー、真っ黒に塗って、でかく見せてんの?まつ毛もつけてんじゃん、
マントヒヒかよ、
に比べたらーぁ
みてみてぇー私の睫毛、
自前よ、よぉーく見て」

加奈はバッサバッサしたまつ毛を二三回瞬きして見せた

それにさーあんた丸すぎない
顔デカ〜指まん丸よぉー見えないけど関節あるっケ
👉足も大根足 ຶ- ຶ)チラじゃなーぁい
笑笑」

ある某有名な大学の大根踊りを受付でして見せれば勿論午後の休み時間前で人は少ないとはいえ注目のまと

暇な老人は生き生きとたちあがり
車椅子のおばあちゃん達は合いの手や掛け声も入ってくる
彼女はついに切れて

「うるせーぞ、オマイラ、タダで済むと思うなよ!💢💢」

バンと受付の台を叩く彼女は本性丸出し

待合室は
シ━━━━━━━━ン
整形外科だから足腰弱い人が多数
しかし口は達者な人も多数
体は動かないが口は動く状態の人ばかり

噂になったら一大事!

「ま、まあ、皆さん彼女みたく
元気が1番ですよーね😄」

病院の評判が落ちたら一大事
加奈は咄嗟に声を上げる。妙さんにも申し訳無い💦

「どうしたんだ?」

騒ぎを聞きつけて院長が飛び出してきた

「あ、アハハハ彼女とふざけとんです、そしたら皆さん本気にしちゃってね、ね、まん丸子」

「う、うん
私たち大学が一緒で仲良しなんですよ
ねえ、ギクリ子」

まん丸子かひじで加奈をつつく
アハハꐦ( `´)--*--(`´ )バチバチ☆

「チッギクリ子ってなによ」

「ぎっくり腰だからよ
アンタこそまん丸子って何サ⁉️」

「へえアンタと大学一緒だった?アンタもT大だったんだ、」

「え?T大、」
2人はゴニョニョと言っていたが

「なーんだ、仲いいじゃん」

と回りのギャラリーはどこへともなく消えて行った。

「アンタに先生は、渡さないから‼️」
まん丸子が加奈を睨む

「( ー̀дー́ ) ちっ💢」
加奈も舌打ちしながら睨み返す

傍で何となく2人の様子を伺っていた院長は気まずそうに言った。

「間違ってたらすまない
君たちもしかしたら?奏多の事が・・・?
済まないが・・・
奏多にはもう婚約者がいてね
一緒に住んでいるんだよ」

そんな話をされた2人は
‪ꉂ (⚆.⚆)エッ!
(⚆⚆)ハァ?
2人は突然にその話を聞いてションボリとしてしてしまったが

「ま、まさかねぇ」
最初に口を開いたのはまん丸子だった

「え⁉️そうですよアハハ
私達まだ24ですからぁー
奏多先生かなりな歳上で38でしたっけ!」
すると突然待合室に高く声が響く


「そうよ響‼️

加奈ちゃんにも婚約者がいるんだから失礼よ。」

「え⁉️😱‼️」
と驚きの声を上げたのはまん丸子と響だった

「アンタ彼氏いるのにねらってたの?」

まん丸子は小さく加奈の耳元で囁いた

「違うってバッ」
妙さんの一声に響も誤解していたと思った様だ
ホッと胸をなでおろした。

「妙さんどうして病院に?」

急に現れた妙さんに加奈はビックリしていた

「フランス人の知り合いが来るから、加奈ちゃんにも通訳してもらいたくて加奈ちゃんに電話しても出ないからもしかしてって思って来てみたの、ワタシ暇してるし毎日休みだしねアハハ」

「え〜ごめんなさい」
加奈は慌てて携帯を見る
確かに妙さんから着信が入ってる




「かあさん80まで仕事してたんだし、毎日が休みで当たり前ですよ90過ぎなんですから働いている人中々居ませんヨ」
加奈もウンウンと頷く

「いいですよ
通訳引き受けます
フランスの方とはよく会いますし大丈夫とおもいますよ。」

隣にいたまん丸子が

「え、ええーフランス語しゃべれるん?」

「あら、加奈ちゃんは5ヶ国語くらいは喋れるのよ」

「ほう凄いな」

院長が仰け反ると妙さんが微笑んでくる

「加奈ちゃんお茶でもどう」

「今日は・・・、蛇太郎にたまごあげないと栄養が・・・」

「あ、ああ、そうなのね」

蛇太郎に会った事のある妙さんは納得

「ん?蛇太郎?」
院長と まんまる子は?

まさかペットが蛇なんて女の子の嫌うNo.1のペット、口に出していいものか?妙は口をつぐんだ蛇とは言えど20cm位の箸くらいの太さの小さくて細いやつだ

「じゃ妙さんまたですねー」

何故か明るく手を振る加奈を
ニコニコと見送る妙だった。


病院の前のバス停に加奈はションボリと座る、失恋したんだから元気も無い
世の中がグレーに見える

「これが噂に聞く失恋か!」

胸の奥を鷲掴みにされて血が集中する様な寂しい感じ

ジタバタしてもどうにもならない感じ

知らなかったし自覚無かったけど
「私本当に奏多先生が大好きだったんだ」

と気づいてしまった
余計虚しくなる初恋は噂の🍋レモンの味はしなかった。
バスに乗り、ただアパートをめざす
バスから降りると
トボトボと意味無く歩く

初恋は寂しい鼻水の味だグスングスンと項垂れ部屋にひとり何もかもやる気がなくなって何もしたくない

窓にピタリと張り付いた蛇太郎も加奈に同情するかのようにシュルシュルと2回転して慰めてくれてる気がした。

辛い時は何も聞いてくれなくていい静かな優しさが落ち着く事もある。

「ゴメン蛇太郎
私寝る」

布団をまるめて股にはさんで
布団に抱きついて横になった
右にゴロン左にゴロン寝れない

そんな時電話がなった
出る気もしない ダル
しかし電話のコールはなかなかなりやまない 仕方無く通話ボタンをポチ
あんまり話ししたくないから“ナニ“と口調はぶっきらぼうになる

「へ?なんかやな事あったんか?」

そう電話の相手は武

「べ、別に何もナイ
それより何の用?」

「あ、それな
アネキの婚約が決まったからサ、顔合わせで、お前んとこのホテルで食事会があって
加奈も‼“是非参加“して欲しいって、どうする?」

「別に家族じゃないから
不参で‼」

「だなー、分かった
加奈の好きな超高級和食
なのに残ー念」


「じゃぁね!」
ブチっとゆう音を立てて電話は切れた
「え?嘘だろ」
武はスマホを持ったまま首をかしげて履歴を見る
間違いなく加奈に掛けている食い意地の張った加奈には有るまじき行為
タダ飯に目が無い加奈のセリフとは思えない
「有り得ん」と独りつぶやきポケットにスマホを落とした。






「どうしたんてすか?課長」
後輩の山形一太が声を掛けてきた
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