縁はいなもの?味なもの?
🐝🐝
そう呟いた声は武には聞こえない
加奈は武をチラ見しながら
「なんで、きたの?婚約もナシって言ったのに」
「え?なんだ👂”」
「あのねー
📣婚約破棄したのにィーなんで来たのヨ」
「え?なんだーぁ
聞こえねーよ」
「もう」
加奈はほっぺたをぷっくりとふくらます。
クスッなんてな、俺が聞こえないフリする分けは・・・
「たまには加奈と会ってるか?」
「え?又来たんすか?
ねーちゃんなら秘書室にいますよ、仲いいっ すねえー社長」
「君はどうなんだよ
彼女大事にしてくれよ」
「アハハ
今日は実家に帰ったみたいっす
連絡してもつながらないっす
実家でゴロゴロしてんでしょう
親に甘えて飯食い漁ってるんじゃないっすか
アイツ昼寝すきっすからねアハハハハハ」
加奈が勤務するホテルの社長、
今海俊哉は眉間に皺を寄せ呟いた
「実家?もうとうに取り壊されて
アイツ帰るとこなんかないぞ
親もいなくて小学校時代は加奈はひとりで暮らしていたんだ
「え?⚆_⚆」
「保護されたときはガリガリで骨川筋衛門だったらしいし
それから児相から施設で18迄すごしたんだよ
なんかカラスと暮らしてたみたいでカラスの心配ばかりしていたそうだ」
「は?カラス」
「加奈はずっとカラスを大事にしてて
カラスのことをずっと心配して施設の人に保護したいと掛け合っていたそうだ」
「先生お願いしますカー吉は何も食べていないはずです。
事情を聞いた施設長は
加奈の唯一の知り合いと言う小野動物病院の先生に見に行ってもらったら
加奈のランドセルの傍でグッタリとしたカラスをみつけ
急いで連れ帰り治療をしたそうだよ
少し動けるようになったらすぐ加奈の家に帰り加奈のランドセルの前に座っていたそうだ
加奈を待っていたんだろうな
台の上にはカラスが集めただろう
ゴミからもってきた
餌があったそうだよ
きっと加奈に食べさせようとしたんだろうな、賢いカラスだと思い動物病院の先生がカラスに
よーく言い聞かせたら納得したらしい
それからカー吉は加奈のランドセル加えてひっぱるから仕方無くランドセルも病院へ持って来たそうだ
ランドセルがあれば加奈が帰ってくると思ったんだろうな
人より、人情身がある話だよな」
「・・・」
「俺迎えに行って来ます」
加奈の実家があった住所を聞き出そうとして施設に婚約者と名乗つたがなかなか教えて貰えず多額の寄付を続けている今海が電話を変わったら直ぐ教えてくれて武はすぐ車を出した。
「カラスか・・・
アイツ蛇の前にはカラス飼ってたのか?」
車の中で1人つぶやく・・・
道に加奈のポッンと立つ姿を見つけホッとするのは仕方ないかもしれない
心配していたんだから当然だろう
「加奈腹減ってないか?」
「ちょっとお腹すいたかも」
「おまえ、カラスつれてかえるか?蛇食われるかもしんないけど」
「知ってたんだね」
加奈はポッリとつぶやく
「なんか流れで知った」
ポケットに手を
突っ込み道端のアスファルトの横からはみ出したボサボサのススキをながめながら武は呟いた。
もう夕日が傾き始め風が少し冷たくなってきた
「今カー吉は幸せそうだったよ
たまに会いに行くからカー吉の環境を変えたくない
カー吉はココが好きそうだもん。元気って分かっただけ良かった。」
武の長いまつ毛が少し濡れてるように感じた
武が来た理由は分かった
「可哀想と思ったの?
大丈夫よ、ワタシ可哀想じゃない
同情って好きじゃないんだ優しい武は武じゃない感じがする」
「おまえ知らないかもだけど
これがホントの俺」
スっかり綺麗になったアスファルトの駐車場のどこからきたかわからない小石をゴロゴロと足ですりあわせ武は右手で車のキーをポチッとおす
「早く乗って」
武に急かされるまま乗り込むと
さっき別れたばかりの動物病院の前で車は止まる
明るい部屋からカー吉が小野先生の肩に止まり頭をつついていた
ガァガァと楽しそうな声が薄暗くなった動物病院の回りを光らすように響く
街頭も付き始めて室内もよく見える
まゆこさんがカー吉に手を伸ばすとパッとカー吉がまゆこさんの手に飛び乗った
「もうカー吉は小野先生ちの家族になったんだね」
少し寂しそうな加奈の声が武の耳に届いた
「幸せそうだ、良かったな」
「うん」
すると車の横をドタバタと子供が走り去っていき動物病院のドアがバーンと開いた
「ばあーば じいじ〜
カー吉におみやげー」
一際高い明るいこえがする
小野先生の孫さんか?加奈が不思議に思っていると
「そのようだな」
そこには加奈がカー吉と離れた年頃の女の子がいた
「カー吉が幸せな分けが分かったな、カー吉はあの子を加奈の代わりに思ってるんだよ」
「そうだったんだー」
「賢いカラスだから幸せになる権利を神様がくれたんだな。
寂しいままじゃなかったんだな」
「うん良かった、蛇太郎は私大事にする
カー吉の分まで」
「ああ、そうだなって
Σ( ̄ロ ̄lll)ゲッ!!
俺、爬虫類苦手なんだー勘弁してくれ、カラスの方がまだましだよー」
と武は頭をガシガシとかいた
「ウチこなけりゃいいじゃん
蛇太郎はウチにいるんだし
無関係なんだし」
この後の武の返答に加奈は少し期待した、家族になろうとか言われるかな?とか思った
でも武から告白されたわけじゃない好きとは聞いた事がない
でも武が心配してくれた事は素直に嬉しかった
「私も新しい車買おうかな?」
「必要無いだろ
俺がいるし」
「必要あるよ‼
何時までも一緒に居るわけじゃないんだから」
気のせいか武の顔が強ばった気がする。
「いいのか?
俺を手放したら後悔するぞ
俺、モテるし今のうちに騙してでも手に入れてたがいいぞ、ただし俺が惚れたらの話だけどナ」HAHAHAノ
「所でナニたべる奢るし」
加奈はき前よく胸を叩く
「またまたまた
お前の奢るは あてにならんからな」
「迎えに来てもらったんだから奢るよ」
武は考え込み
「そーか
ならゴチになるか」
丁度見えてきた料亭へと車は進む
「来る時気になっていたんだよ」
そこは料亭田園だった
丁度夕食時でもあり駐車場にはお高そうな車がズラリ並んでいた
加奈は頭で計算する
「安くても三、四万するな」
顔が青ざめる
セールで1000円と思って買った三千円の財布を広げてみる
千円の所に置いてあったから千円と思うじゃんか
てっきり千円と思ってレジで三千円と言われドキッとしたが回りの目とレジに並ぶ人の多さを気にして渋々買った。
財布の中に今あるお金はなんと二千円
PayPayで払うつもりでいたが足りなさそう。
店の構えからして高級な匂いがプンプンする。
カ、カードなんて作ってない
どうしょう。
「加奈行くぞ」
武はニヤリと口角を上げた
ワザとだ
金ないのか知っててワザと高い料亭か?
料亭って高いに決まってんじゃん意地の悪さは変わらない、やな奴
「先に行っててトイレ行ってくる」
加奈はトイレに行くふりをして
「に、逃げようかな?」
ふとそんな気がして来た
アレコレ考えていると近くにコンビニがあったと思い出した
道路に出てみるとセブンイレベンの看板が目に入るが離れている100メートル位先だ、考えている暇はない
加奈は全力疾走で走る
ゼーゼーゼーゼー
武のねーちゃんが慰謝料としてくれた3百万の出番だ の中から
5万下ろして又全力疾走
でUターン
ゼーゼーゼーゼーゼーゼー
ハッハッハッ
息も絶え絶え加奈がこれだけ頑張るのはプライドだ
苦労してバカにされ虐められ、食うや食わずで乗り越えてきた小学生魂がバカにされるなと叫んでいる
三つ子の魂百までだ‼
「おひとりさまですか」
品の良い女将さんに出迎えられ
「あのー、武」
・・・アレ◔‸◔`レ
武の苗字なんだっケ
「武の連れです」
女将さんはフロントに行って
確かめてくれて
「佐藤武様ですか?
天宮加奈さんですね」
とにっこりと微笑んでくる。
武が加奈の苗字を知っていた事に驚いた。
中居さんに案内するように武が言ったのだろうか?
加奈は首をかしげた
料亭なのに?ホテル?
高級そうな日本庭園が広がっている、益々高額な匂いがする
支払いには敏感なのだ
「おー遅かったな」
武は先に注文したらしくナントナント牛しゃぶを食べていた
「ぎぇー、んなん食うなよ」
「奢りだろ文句ゆうな‼早く注文しろ」
たけしがメニューを広げる
「じゃあ、チョコパフェ」
「ひえ〜え、いきなり、デザートかよ」
大笑いする武に目を見張る
高そうな牛肉をゾロゾロと麺でも
食べるように口に運ぶ
加奈はさっきコンビニで買った
アンパンを隙を見てハンカチでかくしながら食べる
加奈もかなり腹は減っていた
全力疾走したし
「オット、オレもトイレ」
武がトイレにたつのを見届けた加奈は
皿に残った牛肉を箸でツマミシャブシャブ、ひと口ならわかんないだろう
「うま」
もっと食べたいけど敏感な武だ気づくはず
加奈はコンビニで買ったアンパンとコーラを取り出し完食した
でも米たべたいなぁ
日本人は米だよねヤッパ
そうこうしてると武が帰ってきた
「アレ加奈たべないのか」
武はシャブシャブの肉をみる
.。oOゲッ肉食ったのばれたかなぁ加奈はちょっとヤバい感じ?
「オレ肉オカワリしよう、いいだろう。
加奈はどうする?」
「私べ、別にイイよ
腹減ってないし
武たべれば」
と言っては みるが
もう食うなよオーラを全身で送るしかし
ずっとメニューを見ている武に
「⺌ゲッツまだなんか違うの食う気カヨ」
と加奈は小さく呟く
メニューのうらがわに
お茶漬け1200円が見えた
「お茶漬けに
1200えん‼️マジ՞ ՞」
「オッ、美味そ」
アレコレ武はたのんでいる
美味(ウマ)そ、美味そ、の度に加奈のあたまではチャリーンチャリーン
男の胃袋がデカイのは了承済み
だけど加奈の胃袋も負けていない
ただと言われたらペロリとたべれる量だ、しかし、自費なんだから
生活の支払いもある
うしろむきになってキーッてなる。
「加奈地鶏のからあげだってサ、美味そ😋」
「・・・まだ食うの😭」
「せっかくだからたべたいじゃん」
武は又注文をくりかえし
加奈は泣きそうになる支払いの事を考えるとお腹も空かない
武がお茶をずずっとすすって
美味かったと言ったので加奈はやっと一段落
「女将美味かった又来るよ
おあいそ」
女将さんに支払いをするため加奈が腰をあげる
(いくらだ!いくらだー)
「4万八千円えぇぇーん」
予想はしていたがビックリな値段に目がとび出たが、平然を装って平気な顔をする
差し出すお札が震えるのは しかたがない加奈の1ヶ月を越す生活費より高ーいとは言えず
二度と迎えに来てもらうもんかと強く思う。
そう呟いた声は武には聞こえない
加奈は武をチラ見しながら
「なんで、きたの?婚約もナシって言ったのに」
「え?なんだ👂”」
「あのねー
📣婚約破棄したのにィーなんで来たのヨ」
「え?なんだーぁ
聞こえねーよ」
「もう」
加奈はほっぺたをぷっくりとふくらます。
クスッなんてな、俺が聞こえないフリする分けは・・・
「たまには加奈と会ってるか?」
「え?又来たんすか?
ねーちゃんなら秘書室にいますよ、仲いいっ すねえー社長」
「君はどうなんだよ
彼女大事にしてくれよ」
「アハハ
今日は実家に帰ったみたいっす
連絡してもつながらないっす
実家でゴロゴロしてんでしょう
親に甘えて飯食い漁ってるんじゃないっすか
アイツ昼寝すきっすからねアハハハハハ」
加奈が勤務するホテルの社長、
今海俊哉は眉間に皺を寄せ呟いた
「実家?もうとうに取り壊されて
アイツ帰るとこなんかないぞ
親もいなくて小学校時代は加奈はひとりで暮らしていたんだ
「え?⚆_⚆」
「保護されたときはガリガリで骨川筋衛門だったらしいし
それから児相から施設で18迄すごしたんだよ
なんかカラスと暮らしてたみたいでカラスの心配ばかりしていたそうだ」
「は?カラス」
「加奈はずっとカラスを大事にしてて
カラスのことをずっと心配して施設の人に保護したいと掛け合っていたそうだ」
「先生お願いしますカー吉は何も食べていないはずです。
事情を聞いた施設長は
加奈の唯一の知り合いと言う小野動物病院の先生に見に行ってもらったら
加奈のランドセルの傍でグッタリとしたカラスをみつけ
急いで連れ帰り治療をしたそうだよ
少し動けるようになったらすぐ加奈の家に帰り加奈のランドセルの前に座っていたそうだ
加奈を待っていたんだろうな
台の上にはカラスが集めただろう
ゴミからもってきた
餌があったそうだよ
きっと加奈に食べさせようとしたんだろうな、賢いカラスだと思い動物病院の先生がカラスに
よーく言い聞かせたら納得したらしい
それからカー吉は加奈のランドセル加えてひっぱるから仕方無くランドセルも病院へ持って来たそうだ
ランドセルがあれば加奈が帰ってくると思ったんだろうな
人より、人情身がある話だよな」
「・・・」
「俺迎えに行って来ます」
加奈の実家があった住所を聞き出そうとして施設に婚約者と名乗つたがなかなか教えて貰えず多額の寄付を続けている今海が電話を変わったら直ぐ教えてくれて武はすぐ車を出した。
「カラスか・・・
アイツ蛇の前にはカラス飼ってたのか?」
車の中で1人つぶやく・・・
道に加奈のポッンと立つ姿を見つけホッとするのは仕方ないかもしれない
心配していたんだから当然だろう
「加奈腹減ってないか?」
「ちょっとお腹すいたかも」
「おまえ、カラスつれてかえるか?蛇食われるかもしんないけど」
「知ってたんだね」
加奈はポッリとつぶやく
「なんか流れで知った」
ポケットに手を
突っ込み道端のアスファルトの横からはみ出したボサボサのススキをながめながら武は呟いた。
もう夕日が傾き始め風が少し冷たくなってきた
「今カー吉は幸せそうだったよ
たまに会いに行くからカー吉の環境を変えたくない
カー吉はココが好きそうだもん。元気って分かっただけ良かった。」
武の長いまつ毛が少し濡れてるように感じた
武が来た理由は分かった
「可哀想と思ったの?
大丈夫よ、ワタシ可哀想じゃない
同情って好きじゃないんだ優しい武は武じゃない感じがする」
「おまえ知らないかもだけど
これがホントの俺」
スっかり綺麗になったアスファルトの駐車場のどこからきたかわからない小石をゴロゴロと足ですりあわせ武は右手で車のキーをポチッとおす
「早く乗って」
武に急かされるまま乗り込むと
さっき別れたばかりの動物病院の前で車は止まる
明るい部屋からカー吉が小野先生の肩に止まり頭をつついていた
ガァガァと楽しそうな声が薄暗くなった動物病院の回りを光らすように響く
街頭も付き始めて室内もよく見える
まゆこさんがカー吉に手を伸ばすとパッとカー吉がまゆこさんの手に飛び乗った
「もうカー吉は小野先生ちの家族になったんだね」
少し寂しそうな加奈の声が武の耳に届いた
「幸せそうだ、良かったな」
「うん」
すると車の横をドタバタと子供が走り去っていき動物病院のドアがバーンと開いた
「ばあーば じいじ〜
カー吉におみやげー」
一際高い明るいこえがする
小野先生の孫さんか?加奈が不思議に思っていると
「そのようだな」
そこには加奈がカー吉と離れた年頃の女の子がいた
「カー吉が幸せな分けが分かったな、カー吉はあの子を加奈の代わりに思ってるんだよ」
「そうだったんだー」
「賢いカラスだから幸せになる権利を神様がくれたんだな。
寂しいままじゃなかったんだな」
「うん良かった、蛇太郎は私大事にする
カー吉の分まで」
「ああ、そうだなって
Σ( ̄ロ ̄lll)ゲッ!!
俺、爬虫類苦手なんだー勘弁してくれ、カラスの方がまだましだよー」
と武は頭をガシガシとかいた
「ウチこなけりゃいいじゃん
蛇太郎はウチにいるんだし
無関係なんだし」
この後の武の返答に加奈は少し期待した、家族になろうとか言われるかな?とか思った
でも武から告白されたわけじゃない好きとは聞いた事がない
でも武が心配してくれた事は素直に嬉しかった
「私も新しい車買おうかな?」
「必要無いだろ
俺がいるし」
「必要あるよ‼
何時までも一緒に居るわけじゃないんだから」
気のせいか武の顔が強ばった気がする。
「いいのか?
俺を手放したら後悔するぞ
俺、モテるし今のうちに騙してでも手に入れてたがいいぞ、ただし俺が惚れたらの話だけどナ」HAHAHAノ
「所でナニたべる奢るし」
加奈はき前よく胸を叩く
「またまたまた
お前の奢るは あてにならんからな」
「迎えに来てもらったんだから奢るよ」
武は考え込み
「そーか
ならゴチになるか」
丁度見えてきた料亭へと車は進む
「来る時気になっていたんだよ」
そこは料亭田園だった
丁度夕食時でもあり駐車場にはお高そうな車がズラリ並んでいた
加奈は頭で計算する
「安くても三、四万するな」
顔が青ざめる
セールで1000円と思って買った三千円の財布を広げてみる
千円の所に置いてあったから千円と思うじゃんか
てっきり千円と思ってレジで三千円と言われドキッとしたが回りの目とレジに並ぶ人の多さを気にして渋々買った。
財布の中に今あるお金はなんと二千円
PayPayで払うつもりでいたが足りなさそう。
店の構えからして高級な匂いがプンプンする。
カ、カードなんて作ってない
どうしょう。
「加奈行くぞ」
武はニヤリと口角を上げた
ワザとだ
金ないのか知っててワザと高い料亭か?
料亭って高いに決まってんじゃん意地の悪さは変わらない、やな奴
「先に行っててトイレ行ってくる」
加奈はトイレに行くふりをして
「に、逃げようかな?」
ふとそんな気がして来た
アレコレ考えていると近くにコンビニがあったと思い出した
道路に出てみるとセブンイレベンの看板が目に入るが離れている100メートル位先だ、考えている暇はない
加奈は全力疾走で走る
ゼーゼーゼーゼー
武のねーちゃんが慰謝料としてくれた3百万の出番だ の中から
5万下ろして又全力疾走
でUターン
ゼーゼーゼーゼーゼーゼー
ハッハッハッ
息も絶え絶え加奈がこれだけ頑張るのはプライドだ
苦労してバカにされ虐められ、食うや食わずで乗り越えてきた小学生魂がバカにされるなと叫んでいる
三つ子の魂百までだ‼
「おひとりさまですか」
品の良い女将さんに出迎えられ
「あのー、武」
・・・アレ◔‸◔`レ
武の苗字なんだっケ
「武の連れです」
女将さんはフロントに行って
確かめてくれて
「佐藤武様ですか?
天宮加奈さんですね」
とにっこりと微笑んでくる。
武が加奈の苗字を知っていた事に驚いた。
中居さんに案内するように武が言ったのだろうか?
加奈は首をかしげた
料亭なのに?ホテル?
高級そうな日本庭園が広がっている、益々高額な匂いがする
支払いには敏感なのだ
「おー遅かったな」
武は先に注文したらしくナントナント牛しゃぶを食べていた
「ぎぇー、んなん食うなよ」
「奢りだろ文句ゆうな‼早く注文しろ」
たけしがメニューを広げる
「じゃあ、チョコパフェ」
「ひえ〜え、いきなり、デザートかよ」
大笑いする武に目を見張る
高そうな牛肉をゾロゾロと麺でも
食べるように口に運ぶ
加奈はさっきコンビニで買った
アンパンを隙を見てハンカチでかくしながら食べる
加奈もかなり腹は減っていた
全力疾走したし
「オット、オレもトイレ」
武がトイレにたつのを見届けた加奈は
皿に残った牛肉を箸でツマミシャブシャブ、ひと口ならわかんないだろう
「うま」
もっと食べたいけど敏感な武だ気づくはず
加奈はコンビニで買ったアンパンとコーラを取り出し完食した
でも米たべたいなぁ
日本人は米だよねヤッパ
そうこうしてると武が帰ってきた
「アレ加奈たべないのか」
武はシャブシャブの肉をみる
.。oOゲッ肉食ったのばれたかなぁ加奈はちょっとヤバい感じ?
「オレ肉オカワリしよう、いいだろう。
加奈はどうする?」
「私べ、別にイイよ
腹減ってないし
武たべれば」
と言っては みるが
もう食うなよオーラを全身で送るしかし
ずっとメニューを見ている武に
「⺌ゲッツまだなんか違うの食う気カヨ」
と加奈は小さく呟く
メニューのうらがわに
お茶漬け1200円が見えた
「お茶漬けに
1200えん‼️マジ՞ ՞」
「オッ、美味そ」
アレコレ武はたのんでいる
美味(ウマ)そ、美味そ、の度に加奈のあたまではチャリーンチャリーン
男の胃袋がデカイのは了承済み
だけど加奈の胃袋も負けていない
ただと言われたらペロリとたべれる量だ、しかし、自費なんだから
生活の支払いもある
うしろむきになってキーッてなる。
「加奈地鶏のからあげだってサ、美味そ😋」
「・・・まだ食うの😭」
「せっかくだからたべたいじゃん」
武は又注文をくりかえし
加奈は泣きそうになる支払いの事を考えるとお腹も空かない
武がお茶をずずっとすすって
美味かったと言ったので加奈はやっと一段落
「女将美味かった又来るよ
おあいそ」
女将さんに支払いをするため加奈が腰をあげる
(いくらだ!いくらだー)
「4万八千円えぇぇーん」
予想はしていたがビックリな値段に目がとび出たが、平然を装って平気な顔をする
差し出すお札が震えるのは しかたがない加奈の1ヶ月を越す生活費より高ーいとは言えず
二度と迎えに来てもらうもんかと強く思う。