お姫様の条件
坂の下に見える人影。
このスピードのままいくと……
やばい!!ぶつかる…!
とは思うものの、ブレーキは壊れていて効かない。
ぎゃー!!!
こんな時に!?
下り坂ということもあり、スピードはどんどん増す。
「…どッ、どいてえぇぇええ!!!」
「ッうわ!!」
 
―ガッシャーン!!
 
ここで私の記憶は
途切れた。
< 7 / 41 >

この作品をシェア

pagetop