歪んだ月が愛しくて2

仮面の下






悪いけど、もう少し眠ってて。



まだその時じゃない。



君が必要な時はちゃんと合図するから。



君を呼ぶ時は、―――そう

漆黒の闇に映える銀色の月が完全に顔を出した時、君の名前を叫ぶから。



その瞬間から俺の全ては君のものとなる。



君は“力”を、俺は“身体”を。



遠い昔に交わされた約束。

俺はよく覚えていないけど。




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