捨てたラブレター
「へぇ〜。じゃあ、ビーフシチューがなかったら肉じゃがは生まれなかったってことね」
「うんうん!他にも失敗から生まれた食べ物って多いんだよ〜。タルト・タタンやアイス・キャンディも失敗から生まれたんだ」
「どれも今、世界中で愛されてる食べ物じゃない」
料理やお菓子の話をする時、司の目は夜空に浮かぶ星のように煌めいていた。大きく身振り手振りで楽しそうに話す司に、いつの間にか好きになっていた。
司とは、どの女子よりも会話をしている自信があった。司と仲のいい女子は私しかいないと思っていた。
司と話すたびに好きという気持ちが大きくなって、司から手作りのお菓子をプレゼントされるたびに舞い上がっていた。でも告白する勇気なんてずっと持てなかった。勇気が出たのは高校三年生の時だ。
「えっ!司、進学しないの!?」
「うん。地元で就職するよ。料理とかお菓子はあくまで趣味で、仕事にしたいとは思えなくて」
司は県外に進学せず、地元企業に就職してしまった。高校を卒業したら離れてしまう。だからその前に告白しようと決心した。
「うんうん!他にも失敗から生まれた食べ物って多いんだよ〜。タルト・タタンやアイス・キャンディも失敗から生まれたんだ」
「どれも今、世界中で愛されてる食べ物じゃない」
料理やお菓子の話をする時、司の目は夜空に浮かぶ星のように煌めいていた。大きく身振り手振りで楽しそうに話す司に、いつの間にか好きになっていた。
司とは、どの女子よりも会話をしている自信があった。司と仲のいい女子は私しかいないと思っていた。
司と話すたびに好きという気持ちが大きくなって、司から手作りのお菓子をプレゼントされるたびに舞い上がっていた。でも告白する勇気なんてずっと持てなかった。勇気が出たのは高校三年生の時だ。
「えっ!司、進学しないの!?」
「うん。地元で就職するよ。料理とかお菓子はあくまで趣味で、仕事にしたいとは思えなくて」
司は県外に進学せず、地元企業に就職してしまった。高校を卒業したら離れてしまう。だからその前に告白しようと決心した。