捨てたラブレター
泣きながらそう大声を上げ、部屋のゴミ箱に告白しようと決意した日から書いていたラブレターを捨てる。チョコレートと一緒に渡すはずだったこの手紙は、もう何の意味もない。
「お姉ちゃん、急に大声出してどうしたの?」
部屋のドアが開いて妹の胡桃(くるみ)が入ってくる。胡桃はゴミ箱のラブレターを見て、顔を一気に顰めた。
「そのラブレター、お姉ちゃんが一文字ずつ丁寧に書いてたやつじゃなかったっけ?捨てていいものなの?」
「うるさい!!もうこんなもの意味ないの!!」
呆れたように言う胡桃を怒鳴り付け、私はベッドの布団を頭から被る。涙が溢れて止まらない。
失恋したその日から、私は司と関わるのをやめた。司からの連絡は取らず、卒業式も話しかけようとしてきたが無視した。
しかし今、司が目の前に立っている。
「な、何で司が名古屋にいるの?」
「今日が引っ越しだって妹さんが教えてくれたんだ。片付け、一緒に手伝うよ」
司はそう言い、部屋に入ろうとする。私は慌てて「待って!」と司の胸元を押した。
「一人で片付けなんてできるから、あんたはさっさとぴよりんでも買って帰りなさいよ!」
「お姉ちゃん、急に大声出してどうしたの?」
部屋のドアが開いて妹の胡桃(くるみ)が入ってくる。胡桃はゴミ箱のラブレターを見て、顔を一気に顰めた。
「そのラブレター、お姉ちゃんが一文字ずつ丁寧に書いてたやつじゃなかったっけ?捨てていいものなの?」
「うるさい!!もうこんなもの意味ないの!!」
呆れたように言う胡桃を怒鳴り付け、私はベッドの布団を頭から被る。涙が溢れて止まらない。
失恋したその日から、私は司と関わるのをやめた。司からの連絡は取らず、卒業式も話しかけようとしてきたが無視した。
しかし今、司が目の前に立っている。
「な、何で司が名古屋にいるの?」
「今日が引っ越しだって妹さんが教えてくれたんだ。片付け、一緒に手伝うよ」
司はそう言い、部屋に入ろうとする。私は慌てて「待って!」と司の胸元を押した。
「一人で片付けなんてできるから、あんたはさっさとぴよりんでも買って帰りなさいよ!」