君の瞳にこの愛を捧ぐ〜凄腕眼科医の執着愛〜
次の朝、いつもと同じ時刻に目が覚める。
本当にそのまま眠ってしまった私は、少しの罪悪感を抱えながらおもむろにお風呂場へ向かう。
今日は点字の翻訳仕事の日。
週に2日は病院からの依頼でこの仕事があり、在宅勤務でこなしている。
私にしか出来ない仕事…。
見えない世界で生きて行く。その怖さと心細さを支えてくれた唯一の武器が、この点字の翻訳の仕事だった。
病院からのお知らせ事項や、視覚障害者の患者様に必要な書類を点字で訳す。目の見えない人々にとって、耳から入る情報だけでは不足なんだと、自分自身がそうなって始めて知る事が出来た。
今手掛けているのは、入院に関する資料の翻訳や薬についての注意事項、何度も読み解いて理解する事が大切な書類を、パソコン翻訳機で音で聞き取り点字に変換する。
視覚障害者の患者様の不安を少しでも取り除けたら良いなと思いながら、難しい文章を出来るだけ分かりやすく言葉をかみ砕き訳す。
1時間ほど集中しただろうか、区切りの良いところでひと息ついて窓を開ける。
瞬間、爽やかな風と共に潮の香りを感じ、耳を澄ませば波の音も聞こえてきそうだ。
そうだ…今日は海辺のカフェで仕事を進めようかな。
小さな自由を楽しみながら仕事が出来ることを嬉しく思う。なんて贅沢な働き方なんだろうと、この仕事を教えてくれた涼さんには感謝しかない。
彼は今、どこで何をしているのだろう?
ふと思い、手を止めて空を見上げる。見えないけれど、思い浮かぶのは最後に2人で見た
眩しいほど真っ青な空。
きっと海の向こうで優秀な眼科医様として頑張ってるはず。
彼のさりげない優しさや思いやりは医者として誇るべき財産だ。もう二度と会う事はないと思うけど…。
彼は私にとってずっと恩人であり、初恋の人…彼のお陰で今がある。
本当にそのまま眠ってしまった私は、少しの罪悪感を抱えながらおもむろにお風呂場へ向かう。
今日は点字の翻訳仕事の日。
週に2日は病院からの依頼でこの仕事があり、在宅勤務でこなしている。
私にしか出来ない仕事…。
見えない世界で生きて行く。その怖さと心細さを支えてくれた唯一の武器が、この点字の翻訳の仕事だった。
病院からのお知らせ事項や、視覚障害者の患者様に必要な書類を点字で訳す。目の見えない人々にとって、耳から入る情報だけでは不足なんだと、自分自身がそうなって始めて知る事が出来た。
今手掛けているのは、入院に関する資料の翻訳や薬についての注意事項、何度も読み解いて理解する事が大切な書類を、パソコン翻訳機で音で聞き取り点字に変換する。
視覚障害者の患者様の不安を少しでも取り除けたら良いなと思いながら、難しい文章を出来るだけ分かりやすく言葉をかみ砕き訳す。
1時間ほど集中しただろうか、区切りの良いところでひと息ついて窓を開ける。
瞬間、爽やかな風と共に潮の香りを感じ、耳を澄ませば波の音も聞こえてきそうだ。
そうだ…今日は海辺のカフェで仕事を進めようかな。
小さな自由を楽しみながら仕事が出来ることを嬉しく思う。なんて贅沢な働き方なんだろうと、この仕事を教えてくれた涼さんには感謝しかない。
彼は今、どこで何をしているのだろう?
ふと思い、手を止めて空を見上げる。見えないけれど、思い浮かぶのは最後に2人で見た
眩しいほど真っ青な空。
きっと海の向こうで優秀な眼科医様として頑張ってるはず。
彼のさりげない優しさや思いやりは医者として誇るべき財産だ。もう二度と会う事はないと思うけど…。
彼は私にとってずっと恩人であり、初恋の人…彼のお陰で今がある。