ダーリンと呼ばせて~嘘からはじめる三カ月の恋人~
「よく寝られた?」
「とても」
「どこでも寝られるは本当なんだな」
ハムッとサンドイッチを加えつつ頷くとフッと微笑みながらコーヒーをふぅふぅする安積さんがいる。私は案外太々しくて図太い精神をしているのだな、と思ったのは事実だ。
お家にお邪魔する前はドキドキしてきっと眠れない! なんて思っていたのにそんな気持ちはどこへやらである。誘うように睡魔に襲われてあっという間に朝までぐっすり。雨の音だって何も気にならないほど熟睡していた。
(極度の緊張からの疲労……という可能性も捨てきれないけれど、多分図太いのだろうな……)
余計なことは言わずにどこでも寝られるヤツでいておこう、そう思った。
そうしたらまたこうして安積さんのお部屋にお邪魔できるチャンスがあるかもしれないという邪心が捨てきれないからだ。
「安積さんは何時に起きてたんですか? 起こしてくださってよかったのに」
「五時」
「はやっ!」
「もうそんな長く寝られない……年だよ、年」
はぁあ、っと大きなため息を吐いたらそのままサンドイッチをがぶりと食いついて、束になっていた新聞を手に取って広げていく。
「とても」
「どこでも寝られるは本当なんだな」
ハムッとサンドイッチを加えつつ頷くとフッと微笑みながらコーヒーをふぅふぅする安積さんがいる。私は案外太々しくて図太い精神をしているのだな、と思ったのは事実だ。
お家にお邪魔する前はドキドキしてきっと眠れない! なんて思っていたのにそんな気持ちはどこへやらである。誘うように睡魔に襲われてあっという間に朝までぐっすり。雨の音だって何も気にならないほど熟睡していた。
(極度の緊張からの疲労……という可能性も捨てきれないけれど、多分図太いのだろうな……)
余計なことは言わずにどこでも寝られるヤツでいておこう、そう思った。
そうしたらまたこうして安積さんのお部屋にお邪魔できるチャンスがあるかもしれないという邪心が捨てきれないからだ。
「安積さんは何時に起きてたんですか? 起こしてくださってよかったのに」
「五時」
「はやっ!」
「もうそんな長く寝られない……年だよ、年」
はぁあ、っと大きなため息を吐いたらそのままサンドイッチをがぶりと食いついて、束になっていた新聞を手に取って広げていく。