ダーリンと呼ばせて~嘘からはじめる三カ月の恋人~
目は口ほどに、ではないが。普段そんなに目を合わせることがないので気づかなかった。
儚げな雰囲気でクラシカルなメガネのせいか、瞳の奥まで覗き込めることがなかった。
それでも見つめるほど思う。見つめたからこそ知ってしまった。
(どうしよう……安積さんって、安積さんって……)
俗にいう隠れイケメンだ。
かっこいいのは知っていたが、どこか私は恋心故かっこいいフィルターをかけて冷静な客観的思考を持ち合わせていなかったのではないかと今になって気づく。
そもそも外見から好きになったわけではなかった。安積さんの人柄や仕事への姿勢、話し方や声や、告げてくれる優しい言葉に好きが溢れて……だから今になってやっと顔にフューチャーさせて落ちてしまった。
(結局、好きしかない……)
触れるたび、距離を縮めるたびに好きが見つかる人をどうやって諦めたらいいんだ。
「わかった」
「……え?」
顔に見惚れていた私は間抜けな返事を溢す。それに安積さんは呆れたように鼻でフッと笑うのだ。
「自分からぶっ飛んだこと言ってきて、ボーッとするの何?」
「す、すみません……」
指摘されてかぁぁ、っと頬が熱くなる。
儚げな雰囲気でクラシカルなメガネのせいか、瞳の奥まで覗き込めることがなかった。
それでも見つめるほど思う。見つめたからこそ知ってしまった。
(どうしよう……安積さんって、安積さんって……)
俗にいう隠れイケメンだ。
かっこいいのは知っていたが、どこか私は恋心故かっこいいフィルターをかけて冷静な客観的思考を持ち合わせていなかったのではないかと今になって気づく。
そもそも外見から好きになったわけではなかった。安積さんの人柄や仕事への姿勢、話し方や声や、告げてくれる優しい言葉に好きが溢れて……だから今になってやっと顔にフューチャーさせて落ちてしまった。
(結局、好きしかない……)
触れるたび、距離を縮めるたびに好きが見つかる人をどうやって諦めたらいいんだ。
「わかった」
「……え?」
顔に見惚れていた私は間抜けな返事を溢す。それに安積さんは呆れたように鼻でフッと笑うのだ。
「自分からぶっ飛んだこと言ってきて、ボーッとするの何?」
「す、すみません……」
指摘されてかぁぁ、っと頬が熱くなる。