ダーリンと呼ばせて~嘘からはじめる三カ月の恋人~
見上げてくるシルバーグレーの瞳と見つめ合う。いつもこんな風に安積さんとあなたは見つめ合っているんだね?そんな思いで見つめ返して可愛いけれど若干嫉妬。
「いいね。毎日安積さんと一緒に過ごしているの?」
背中を撫でつつそんな言葉をかけると「ニャァ」と可愛い鳴き声を溢してくれた。
「幸せ者め。羨ましいぞ」
なでなで……背中や顎を撫でるとゴロゴロと喉を鳴らしてくれて。本当に人見知り? むしろ人懐っこくないのかな、そう思えるほどモモちゃんは私の腕の中で嫌がる気配は見せず懐いてくれた。だからより可愛さが増してたまらなくなる。
「可愛いねぇ、好きなものは何かな? 今度はモモちゃんの好きなもの買ってくるね?」
そんな会話をしてるところに声を掛けられた。
「すごいな。懐いてる」
「安積さん……モモちゃん、別に人見知りじゃないんじゃないですか?」
「いや、そんなことはないと思うけどな……四宮だからかな」
(え)
「好きになったのかな、四宮のこと」
そんな風に笑われたのだ。
「いいね。毎日安積さんと一緒に過ごしているの?」
背中を撫でつつそんな言葉をかけると「ニャァ」と可愛い鳴き声を溢してくれた。
「幸せ者め。羨ましいぞ」
なでなで……背中や顎を撫でるとゴロゴロと喉を鳴らしてくれて。本当に人見知り? むしろ人懐っこくないのかな、そう思えるほどモモちゃんは私の腕の中で嫌がる気配は見せず懐いてくれた。だからより可愛さが増してたまらなくなる。
「可愛いねぇ、好きなものは何かな? 今度はモモちゃんの好きなもの買ってくるね?」
そんな会話をしてるところに声を掛けられた。
「すごいな。懐いてる」
「安積さん……モモちゃん、別に人見知りじゃないんじゃないですか?」
「いや、そんなことはないと思うけどな……四宮だからかな」
(え)
「好きになったのかな、四宮のこと」
そんな風に笑われたのだ。