超短編・戦闘人形は敵国皇子に溺愛される
そのあと私は、陸軍の戦闘人形として教育された。


今は隣国ろめすてとの国境争いで戦争の最前線にいる。


要するに私は…人を殺すための道具…なのだ


多分…いや、きっと永遠に私は戦場で戦い続けるだろう
と、覚悟をしていた。


そんなことを考えながら私は、上着を布団がわりにして眠りについた。



すると草むらの方から何やら物音がした。


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