超短編・戦闘人形は敵国皇子に溺愛される
そんなことを思いながら出血が多かったのかだんだん意識が薄れていく。


そんな中誰かに抱き起こされた。


「だ…れ…?」


残っている体力を絞り出していった。


私のことを抱き起こした人は何か喋っている。


「こんなにも小さな少年兵がいるとは…」


はぁ、私、女だし、14歳(多分)だし…


この人から、したら小さいかもしれないけれどさ…


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