【完結】悲劇の継母が幸せになるまで
流行りのドレスは王都のドレスショップで買うのが当然だった。
むしろほとんどのブランドがここに集まっており、他で買えないことがほとんどだ。
王都で一番ランクの低いドレスショップでも対応は同じだった。
父がブチギレて店員の襟を掴む。
「くっ、組合でそう決まったんです……! 私たちの意思ではどうにもできません」
詳しく話を聞いていくうちに、信じられない事実が明らかになる。
どうやらこの間の王家御用達のブティックで起こした騒ぎが原因で王都の店のほとんどがティンナール伯爵家が相応しくないと拒絶。
それに加えて王都ではティンナール伯爵家やエディットの醜聞で溢れているらしい。
『ドレスを買えない嫉妬からシュリーズ公爵夫人に暴力を振るった』
『シュリーズ公爵夫人を傷つけた常識知らず』
『シュリーズ公爵に喧嘩を売った。爵位もわからない愚かな令嬢』
『王都から追放、実は借金まみれだったティンナール伯爵家』
『ティンナール伯爵はお盛んで娼館に出入りして娼婦を口説き落とすために大金を使い込んでいる』
『エディットはわがまますぎて婚約者ができない』
数日の間におもしろおかしく噂は広がっていく。
あることないこと言いたい放題らしい。
貴族たちはヴァネッサが今まで表に出ることがなかった。
そのためヴァネッサがティンナール伯爵家出身でエディットの姉だということも知らないのだ。
そのせいでエディットが恥知らずということになってしまっている。
むしろほとんどのブランドがここに集まっており、他で買えないことがほとんどだ。
王都で一番ランクの低いドレスショップでも対応は同じだった。
父がブチギレて店員の襟を掴む。
「くっ、組合でそう決まったんです……! 私たちの意思ではどうにもできません」
詳しく話を聞いていくうちに、信じられない事実が明らかになる。
どうやらこの間の王家御用達のブティックで起こした騒ぎが原因で王都の店のほとんどがティンナール伯爵家が相応しくないと拒絶。
それに加えて王都ではティンナール伯爵家やエディットの醜聞で溢れているらしい。
『ドレスを買えない嫉妬からシュリーズ公爵夫人に暴力を振るった』
『シュリーズ公爵夫人を傷つけた常識知らず』
『シュリーズ公爵に喧嘩を売った。爵位もわからない愚かな令嬢』
『王都から追放、実は借金まみれだったティンナール伯爵家』
『ティンナール伯爵はお盛んで娼館に出入りして娼婦を口説き落とすために大金を使い込んでいる』
『エディットはわがまますぎて婚約者ができない』
数日の間におもしろおかしく噂は広がっていく。
あることないこと言いたい放題らしい。
貴族たちはヴァネッサが今まで表に出ることがなかった。
そのためヴァネッサがティンナール伯爵家出身でエディットの姉だということも知らないのだ。
そのせいでエディットが恥知らずということになってしまっている。