愛おしい、君との週末配信✩.*˚【BL】
撮影当日、風花と柚花の笑い声で永瀬の家の中は賑やかだった。桜塚と山田も参加し、部屋はすでにパーティーのようだった。今日は永瀬の家のリビングで作業をして、それを撮影する。リビングはすでにビーズやフェルト、リボンなどでいっぱいになり、まるで小さな工房のようだった。
僕は永瀬の横で色々な形にフェルトを切って縫い、綿を詰める作業をし、オーナメント作りを本気で楽しんでいた。
「優心さま、ベルの付いたリボンのオーナメント、どうやって作るの?」と桜塚がいつものハイテンションで聞いてくる。
「簡単だよ。まず、リボンをこうやって折って、縫った後にベルをこうやってつける……」と説明すると、風花も「こう?」と一緒に作り始めた。柚花も作ろうとしたが挫折し、風花の作っているリボンを興味津々に眺めていた。
山田はツリーのてっぺんに飾りたいんだと、大きすぎる星を作ったりしている。永瀬はひとりで黙々と雪の結晶の形を作っていた。
「優心、雪の結晶の形、こんな形にしたら可愛いかな?」と永瀬に聞かれる。
雪の結晶のオーナメントは、白いフェルトに銀色のビーズが散りばめられた繊細なデザインに。
雪の結晶は結構難しいと思う。もしかして、僕が雪の結晶を好きだと言ったから結晶の勉強をしてくれたのか?なんて淡い期待もしてしまう。
「可愛いし、すごく上手いと思う。永瀬って本当に器用だな」
永瀬は少し照れたように笑った。
「優心に褒められると、なんでも嬉しいな」
僕は永瀬の横で色々な形にフェルトを切って縫い、綿を詰める作業をし、オーナメント作りを本気で楽しんでいた。
「優心さま、ベルの付いたリボンのオーナメント、どうやって作るの?」と桜塚がいつものハイテンションで聞いてくる。
「簡単だよ。まず、リボンをこうやって折って、縫った後にベルをこうやってつける……」と説明すると、風花も「こう?」と一緒に作り始めた。柚花も作ろうとしたが挫折し、風花の作っているリボンを興味津々に眺めていた。
山田はツリーのてっぺんに飾りたいんだと、大きすぎる星を作ったりしている。永瀬はひとりで黙々と雪の結晶の形を作っていた。
「優心、雪の結晶の形、こんな形にしたら可愛いかな?」と永瀬に聞かれる。
雪の結晶のオーナメントは、白いフェルトに銀色のビーズが散りばめられた繊細なデザインに。
雪の結晶は結構難しいと思う。もしかして、僕が雪の結晶を好きだと言ったから結晶の勉強をしてくれたのか?なんて淡い期待もしてしまう。
「可愛いし、すごく上手いと思う。永瀬って本当に器用だな」
永瀬は少し照れたように笑った。
「優心に褒められると、なんでも嬉しいな」