罪深く、私を奪って。
繋がりながら、どこまでも狡い男が耳元で囁いた。
「好きだよ……」
意地悪な男が、そんな甘い言葉を言うなんて反則だよ。
もう、どうしようもないくらいこの心はあなたに奪われてるのに。
「私も……」
だいすき。
声にならず吐息だけで囁いた言葉は、きちんと彼の耳に届いたらしい。
優しく微笑むその表情に、思わず涙が出そうになる。
優柔不断で憶病な私を強引に翻弄し、意地悪に笑う狡い男。
そんなあなたに出会えたから、私は本気で人を好きになれた。
自分の意見を言うのが苦手だった憶病な私が。
欲しい物を主張するより、諦めることばかりを選んでいた私が。
こんな風に自分の気持ちに素直になれたのは、あなたを好きになったから。
はじめてのキスをしたあの冬の日から10年以上たった今でも、相変わらず不器用で優柔不断な私だけど。
こんな私を振り回すのは、いつだってあなただけだから。
悔しいくらい好きなのは、これからもあなただけだから。
だから、この先もずっと、私の心を奪い続けて……
理性もルールも忘れるくらい
罪悪感なんて感じる暇もないくらい
ずっとずっと
罪深く、私を奪って
END
「好きだよ……」
意地悪な男が、そんな甘い言葉を言うなんて反則だよ。
もう、どうしようもないくらいこの心はあなたに奪われてるのに。
「私も……」
だいすき。
声にならず吐息だけで囁いた言葉は、きちんと彼の耳に届いたらしい。
優しく微笑むその表情に、思わず涙が出そうになる。
優柔不断で憶病な私を強引に翻弄し、意地悪に笑う狡い男。
そんなあなたに出会えたから、私は本気で人を好きになれた。
自分の意見を言うのが苦手だった憶病な私が。
欲しい物を主張するより、諦めることばかりを選んでいた私が。
こんな風に自分の気持ちに素直になれたのは、あなたを好きになったから。
はじめてのキスをしたあの冬の日から10年以上たった今でも、相変わらず不器用で優柔不断な私だけど。
こんな私を振り回すのは、いつだってあなただけだから。
悔しいくらい好きなのは、これからもあなただけだから。
だから、この先もずっと、私の心を奪い続けて……
理性もルールも忘れるくらい
罪悪感なんて感じる暇もないくらい
ずっとずっと
罪深く、私を奪って
END