罪深く、私を奪って。
なんでそんなに平然としていられるの?
私を見てるとイライラするなんて言うくせに、なんで。
なんでキスなんて……。
それに、石井さんには彼女が。亜紀さんが、いるのに。
「なんで? 亜紀さんと付き合ってるのに、どうして私にキスなんか……」
私が彼に向かって非難するように声を上げると、石井さんは私の言葉を遮るように口を塞いだ。
「んん……ッ」
私の意思なんて無視して、乱暴に、強引に、重なった唇。
一気に早くなった血液の流れに乗って、ワインのアルコールが私の体をめぐる。
全身が熱くなって、くらりと軽い眩暈を感じた。
容赦のない強引なキス。
血液の中のアルコールのせいか。
それともこの突然の出来事のせいなのか。
私の思考は完全に停止して、ただ、彼の唇と舌の感触だけに全身が支配される。
何も考えられなくなる。
私の後頭部を押さえていた手と、彼の唇がゆっくりと離れていって、やっと解放された私の呼吸は、みっともないくらい乱れていた。
酸素を求めるように肩で息をしている私を、石井さんは呼吸ひとつ乱すことなく、いつものあの冷然とした表情で見る。
でも、その形のいい綺麗な唇は微かに濡れていて、その艶っぽさに背筋がぞくりとした。
たった今まであの唇と、激しいキスをしていた。
そう自覚した私に襲ってきたのは、どうしようもない、罪悪感。
まるで罪を隠すように、慌てて両手で自分の唇を押さえた。
私を見てるとイライラするなんて言うくせに、なんで。
なんでキスなんて……。
それに、石井さんには彼女が。亜紀さんが、いるのに。
「なんで? 亜紀さんと付き合ってるのに、どうして私にキスなんか……」
私が彼に向かって非難するように声を上げると、石井さんは私の言葉を遮るように口を塞いだ。
「んん……ッ」
私の意思なんて無視して、乱暴に、強引に、重なった唇。
一気に早くなった血液の流れに乗って、ワインのアルコールが私の体をめぐる。
全身が熱くなって、くらりと軽い眩暈を感じた。
容赦のない強引なキス。
血液の中のアルコールのせいか。
それともこの突然の出来事のせいなのか。
私の思考は完全に停止して、ただ、彼の唇と舌の感触だけに全身が支配される。
何も考えられなくなる。
私の後頭部を押さえていた手と、彼の唇がゆっくりと離れていって、やっと解放された私の呼吸は、みっともないくらい乱れていた。
酸素を求めるように肩で息をしている私を、石井さんは呼吸ひとつ乱すことなく、いつものあの冷然とした表情で見る。
でも、その形のいい綺麗な唇は微かに濡れていて、その艶っぽさに背筋がぞくりとした。
たった今まであの唇と、激しいキスをしていた。
そう自覚した私に襲ってきたのは、どうしようもない、罪悪感。
まるで罪を隠すように、慌てて両手で自分の唇を押さえた。