北原くんは、会長の旦那様(月の蜜)
 12月19日。
 今日は、入籍の日。
 学校は休んだ。
 今日は、ゆえの方が後に起きた。
 「悠斗ぉ…。」
「はい、おはよう。
朝ご飯。」
「おはよう…。
今日の朝ごはん何…?」
「鮭の塩焼きと、ほうれん草のおひたしと、お味噌汁と、白ご飯。」
「豪華ぁ!」
「そう?
典型的な、朝ご飯じゃない?」
「豪華だよぉ!
いただきます!」
「の、前に、顔洗っておいで。」
「はぁい。」
 ゆえは、顔を洗って、ダイニングの椅子に座った。
 「今度こそ、いただきます!!」
「はい、どうぞ。
俺もいただきます。」
「ん〜、美味しいっ!!
悠斗、神っっ!!」
「そこまで?」
「うん!
悠斗、これ食べたら、神戸行こ!
結婚指輪買わないとっ!!」
「そうだね…って、神戸まで行くの?!
もしかして、婚約指輪と同じとこ?!」
「うん!」
「高いでしょ?!
だめっ!!」
「一生に一度なんだよ?
いいものがいいじゃん!!」
「それはそうだけど…。」
「買うのっ!!」
「分かった、分かった。」
「わぁいっ!!」
 朝ご飯を食べてすぐに,神戸に向かった。
 神戸。
 「天使様。
いらっしゃいませ。
今日は、何をお求めで?」
「マリッジリングよ。」
「ほう…。
かしこまりました。
ご用意いたします。」
 店員はすぐに、用意してくれた。
 「こちらが、マリッジリングになります。」
「悠斗、どれがいい?」
「俺?!
俺は、シンプルなやつがいい。」
「じゃ、これは?
リボン・バンドリング。」
「いいじゃん。
デザイン、気に入った。」
「じゃあ、これにしようよぉ。」
「いいよ。
このマリッジリングを。」
「かしこまりました。」
 店員は、すぐに、用意してくれた。
 それから、お店から出るときに、頭を下げ、品物を渡してくれた。」
 「じゃあ、岡山に戻ろう。」
「うん。
帰ったら、婚約指輪は、箱に片付けて、マリッジリングを着けるね?」
「うん、分かった。」
 岡山。
 ゆえは、婚姻届の上に、指輪を置き、結婚のアピールをした。
 それから、2人で婚姻届を書き、役所に持って行こうとした時、俺からゆえに言った。
 「ゆえ、愛してる。
今後も、ゆえに朝ご飯作ってあげたい。
ゆえが、美味しそうに食べる姿をずっと見たい。
だから、俺と結婚して下さい。」
「はい。
よろしくお願いします。」
 それから、2人で、婚姻届を出した。
 「これで夫婦だね。
よろしくね?
ゆえ。」
「こちらこそ、よろしくね?
悠斗。」
「帰ろっか。」
「うん。」
 家に帰って、ゆえは、幸せそうに、指輪を見ていた。
 その時、チャイムが鳴った。
 覗いて見ると、母さんと父さんだった。
 「母さん父さん、今開けるよ。」
 俺は、解錠した。
 「(あれ…最上階に住んでるなんて言ったっけ?)
(なんで知ってるんだ…?)
上がってきた時に聞けばいいか。」
「悠斗、誰だったの?」
「父さんと母さん。」
「え?
お父さんとお母さん?
最上階に住んでること言ったの?」
「ううん。
10階のことは話したけど…。」
「変なの…。」
「そうなんだよ。
10階なら、分かるんだけど…。」
「そうよね…。
最上階は、部屋少ないし…。
まぁ、聞いたらわかるでしょ。
解錠したんでしょ?」
「うん。」
「お父さんとお母さん、お昼食べたのかな?
仕出しでも取ろうか?」
「来てからで良いんじゃない?」
「そうね。」
 部屋のピンポンが鳴った。
 「ゆえが出るよ。」
「分かった。」
「お父さん、お母さん、どうしたんですか?」
「ゆえさん,逃げて!!」
「えっ?」
「ゆえちゃぁん。
お兄ちゃんだよぉ。」
「きゃあああああああああっっ!!」
「ゆえ、どうした?
って、圭介兄!!
何してんだよ!!
ゆえを離せっっ!!」
「残念。
ゆえちゃんは、お目の目の前で、俺に犯されるんです!!
ゆえちゃん、ベッド行こう。」
「ゆえっっ!!」
「悠斗、少しでも近づいてみろ!
ゆえちゃん刺しちゃうかも…。」
「なにっ?!
ゆえっっ!!」
「悠斗ぉっ!!」
「圭介、止めて!!
ゆえさんは、悠斗の奥さんなのよ?!」
「は?
お前ら結婚したのかよ?」
「さっきしてきた。
俺たちは、もう夫婦なんだよ!!
ゆえを離せ!!」」
「おぉっと!
悠斗、大人しくそこで、嫁が犯されるとこ見てろよ。
ゆえちゃん、美味しそうだねぇ?
これからじーーーっくり食べてあげるね♡」
「い…いや…。
悠斗ぉっ!!
助けてぇっ!!」
「ゆえっっ!!」
 圭介兄にゆえが食べられそうになった時、涼太兄が、圭介兄を吹っ飛ばした。
 「ゆえちゃんっっ!!
悠斗のとこに行って。」
「涼太兄さん、お姉さんっっ!」
「悠斗、ゆえちゃんを引っ張って!!」
「分かった!!」
 俺は、ゆえを思いっきり引っ張った。
 「ゆえ!
大丈夫?!」
「う…うん。」
「悠斗、ゆえさんとここを離れろ!!
兄貴を拘束するまで!あと、誰でもいい。
警察に連絡を!!」
「あたしがするわ。」
「頼んだ、楓。」
 警察は、すぐに来た。
 事情を話し。圭介兄は、捕まった。
 安全を確保され、俺とゆえは、部屋に戻った。
 「悠斗、ゆえさん、大丈夫?」
「これ、どう言うこと?
なんで、圭介兄が、ここ知ってるの?」
「圭介、ストーカーしてたの。
ゆえさんの家を突き止めるために。」
「そんな…。」
 ゆえは、それを聞いて、倒れた。
 俺がベッドまで運び、寝かせ、俺は母さん達から話しを聞くことに。
「なんで、圭介兄がそんなこと…。
良いお兄ちゃんって感じだったのに…。」
「それは、あんたの前だけよ。
今までの圭介兄の彼女見て、何も思わなかったの?」
「ゆえに似てる子だな…。とは思ったけど…。」
「兄貴、ゆえさんのことがすきなんだよ。」
「え…。
それは、なんとなく、気付いてたけど…。
まさかここまでするなんて…。
結婚初夜なのに…。
こんなの、あんまりじゃんっ!!」
「圭介、どうしましょ…。」
「接近禁止令。
それしかないじゃん。
俺がいない時に、ゆえが危ない目に遭うのイヤだもん。」
「お母さん。
ゆえちゃんのためにも、圭介兄には、頭冷やしてもらわないと。」
「起訴するってこと?
実の兄を?」
「でないと、ゆえちゃんの迷惑でしょ?」
「そうだけど…。
でも、実の兄妹なのに…。」
「母さん。
今回の事は、許されるもんじゃない。
あのままだったら。ゆえさんは、確実に襲われていた。
しかも、みんなの前で。
そんな事を1番見たくないのは悠斗だ。
新婚ほやほやなのに。
どんなに考慮しても、悠斗とゆえさんの心に消えない大きな傷をつけた。
その責任は、圭介に取らせないといけない。」
「でも、お父さん。
圭介を訴えるのだけは…。
悠斗、許してくれるわよね?」
「許すなんてことできるかっっ!!
妻は、恐怖で倒れたんだ!!
許すわけないだろっっ!!
はらわた煮えくりかえってんだよっっ!!
今度、圭介兄がゆえに近付いたら、ただじゃおかない。
俺、ゆえ見てくる。」
 俺は、ベッドに行った。
 「ゆえ…。
怖かったよな…。
ごめんな?
怖い思いさせて…。
愛してるよ♡」
「う…うーん…。
悠斗ぉ?」
「起きた・
俺の可愛い奥さん。」
「うん。
圭介兄さんは?」
「ストーカーと凶器所持と暴行未遂と公務執行妨害の罪で逮捕されたよ。」
「良かったぁ…。
悠斗、すごく怖かった…。」
「そうだよな。
ごめんな?
役立たずの旦那で…。」
「ううん。
悠斗悪くないから。」
「でも…。」
「お母さん達は?」
「話し合いしてる。
行ってみる?」
「うん。」
 俺とゆえは、ダイニングに行った。    
 「ゆえちゃん!
ここ座って。」
「ありがとうございます、お姉さん…。」
「ゆえさん、今日のことで、圭介のこと訴えないでほしいの…。」
「お母さん…。」
「母さん、まだ、そんな事言ってるの?
許さないっっ!!
訴えるから!!」
「私が訴えなくても、このマンションのオーナーから、損害賠償がいくと思います。」
「マンションのオーナーですって?
そんな…。
あの子の未来が…。」
「ゆえちゃん、なんで、オーナーが…?」
「ここのマンション、いくつも持ってるからです。」
「ま…まさか…。」
「はい。
このマンション、売ります。
全部。
圭介兄さんに、来れないとこに。」
「やっぱり…。
ゆえちゃんなら、そう言うと思った…。」
「お姉さん…。」
「え?
ゆえここ売るの?」
「うん。あんなことあった家に住む気なんてない!」
「そうだよな。
引っ越そう。」
「悠斗、ゆえさん、お願い。
そんなことしないで。」
「お母さん!
良い加減にして!!
お母さんは、お父さんの前で、誰かに襲われて、平気なの?」
「お父さんの前で他の人に、襲われたことないもの。」
「母さん、みんなも帰って。
ゆえのケアしたいし…。
引っ越し先…。
そう言えば、なんで、ここにスッと入れたの?
SP居たでしょ?」
「眠りガス使ったの。」
「そこまで?!
もう、安心できない!
いつ来るかわからないし。
ゆえ、引っ越そう。
SPも強化してもらって。」
「うん。
そのつもり。」
「そこまでしないで。
ゆえさん。」
「母さん,圭介兄が大事なのは分かる。
でも、訴えないでとか、許してとかは間違ってる!
ゆえと俺に何かあっても、母さんは圭介兄の味方をする。
そんな人には、引っ越し先、教えれない。
圭介兄のこと庇ってるの、母さんしか居ないよ?
俺とゆえは、夫婦なんだ。
もう、家族がいるんだよ。
俺は、家族を守らなきゃいけないんだ。
圭介兄が、俺の目の前で、ゆえを襲うって言った時、心底ゾッとした。
圭介兄の目もおかしかった。
それでも、圭介兄を庇うの?
俺とゆえは、どうなてもいいの?」
「そ…それは…。」
「ってか、涼太兄と楓姉は何でここにいるの分かったの?」
「兄貴のメモ見て、大急ぎでこっちに来たんだ。
間に合って良かったよ。」
「ありがとう。
涼太兄、楓姉。」
「しっかり、守ってあげな!
ゆえちゃんには,あんたしか居ないんだから。」
「分かってるよ。
楓姉。」
「なら、よしっ!」
「母さん。
話しがある。
お前は、圭介と悠斗とどっちが大切なんだ?」
「子どもは、平等でしょ?
ただ、圭介は…。」
「まだ、圭介を庇うか!!」
「お…お父さん…。
わたしの何がダメなの?
圭介だって、私の子どもよ?」
「悠斗。
ゆえさんの会社が1番多いとこに引っ越ししなさい。
母さんは、父さんが捕まえておく。」
「お父さん、楓も手伝う。」
「おれも。」
「悠斗、学校…。」
「卒業までは、ここに居るけど、ゆえに危険がないようにする。」
「分かった。
ゆえも気を付ける。」
「2人で頑張ってみるよ。
夫婦だから。」
「悠斗、その指輪…。」
「結婚指輪が何?」
「ハリー・ウィンストンじゃないっっ!!」
「楓姉知ってるの?」
「知ってるも何も、有名なブランドよ。」
「そうなんだ。
俺、店に連れて行かれて、選んでって言われただけだけど?」
「価値も知らずにつけてるの?!」
「俺とゆえが着けてるだけで価値があるの!」
「まったく…。
まぁいいわ。
お母さんは、連れて帰るから。
じゃあね。」
「はぁい。」
 なんだかんだで、みんなが帰った後。ゆえと俺は、話し合った。
 結論は、俺が卒業次第、引っ越しすることにして、結婚式も圭介兄と母さんは呼ばないことにした。
 「ゆえ、お風呂に入ろう。」
「え?
初夜なのに…?」
「だって、怖いでしょ?
今日のことがあったから。」
「今日のことがあったから、優しく抱かれたい。」
「ゆえ…。
いいの?」
「うん。」
 俺は、ゆえが怖がらないように、優しくした。
 「ゆえ。
怖くない?」
「うん。
大丈夫。
いっぱい、ちゅして。」
「いいよ。」
 俺は優しくキスしまくった。
 「ゆえ、舌出して。」
「うん。」
 俺は、ゆえの舌をちゅくちゅく吸った。
 ゆえから漏れる吐息…。
 「悠斗…。
お願い…挿れて…。」
「いいの?」
「うん。」
「じゃあ、いくよ?」
 俺は、優しくゆえの中を突いた。
 それから、激しく突いた。
 ゆえも我慢できなくなって、自ら腰を振った。
 「ゆえ、イくよ?」
「ゆえもイちゃうっっ!!」
 2人同時くらいにイった。
 それから、シャワー浴びて、2人仲良く、引っ付いて寝た。
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