北原くんは、会長の旦那様(月の蜜)
 東京2日目。
 今日は、月のビル3号に行って仕事の日。
 ゆえは、朝からバタバタ…。
 「こんなに早く、どうしたの?」
「あ、悠斗。
起こしちゃった?」
「イヤ。自然に起きた。」
「今日も仕事だし、バイキングあるし、チェックアウトあるし…。
忙しいの…。」
「下着は?」
「見る?」
「ううん。
今日の宿まで、楽しみにしてる。」
「えっちな旦那様♡」
 ゆえから、キスされた。
 「(今SEXされないからって…。)
(俺のが勃っちゃうでしょ!)
(SEX出来ないのに!!)
(今日の夜、お仕置きだな。)」
「悠斗、準備出来た?」
「出来たよ。」
「じゃあ、バイキング行こ。」
「うん。」
 俺とゆえは、出来上がった、荷物を部屋に置いて、バイキング会場に行った。
 バイキングで、お腹いっぱい食べて、チェックアウトした。
 そのあしで、車屋に駆け込んだ。
 「いらっしゃいませ。」
「すぐに持って帰れる車をください。」
「は…ぁ…。
(何だよ、貧乏客か。)
(こう言うのは、新人に任せるのが1番。)
担当のものをお呼びいたします。
お待ちください。」
 そう言って、男の人は、どこかに行き、明らかに新人の子を連れて来た。
 「は…初めまして。
大森りょうたと言います。
よろしくお願いします。」
「はい。
あの人にも言ったんだけど、今日中に持って帰れる車が欲しいの。」
「かしこまりました。
この辺の車が、今日中に持って帰れます。
中古になるんですが…。」
「中古かぁ…。
まぁいいわ。
これとこれとこれ、ちょうだい。」
「お…お…お支払いは?!」
「カードか現金で。
どっちが、あなたのポイントになる?」
「お心遣いはありがたのですが、指名いただかないと、ポイントにならなくて…。」
「分かったわ。じゃあ、今からすぐに買えるのを1台。
大森さんを指名してから、買いまくるわ。
それでどうかしら?
1台分はポイントにならないけど…。」
「ありがとうございます。
では、1台だけお選びください。」
「これにするわ。」
「かしこまりました。
すぐご用意いたします。」
「お願いね。」
「はい。」
 新人くんは、ゆえの言う通りに、すぐに持って帰れるのを用意してくれた。
 ゆえは、SPの青田を呼んだ。
 「青田、下のものに、キャンピングカー持って帰らせて。
場所は、東京の駐車場。」
「かしこまりました。」
「じゃあ、下がって。」
「ご用意できました。」
「ありがとう。
おいくら?」
「546万です。」
「はい。
現金で。」
「ありがとうございます。」
「じゃあ,また後で来るわ。」
「ありがとうございます。」
「(やっぱり、ボロ客か。)
(新人に任せてよかったぜ。)」
 月のビル3号に向かう途中。
 「これ、ベンツだよね…?
何台買うつもり?」
「何台買おっかなぁ…。
とりあえず、悠斗を教習所に通わせて、車の免許取るでしょ?
で、ベンツあげるでしょ?
へこますでしょ?
買い替えでしょ?
何台潰す?」
「え、俺、車の免許取るの?
最初の車、ベンツなの?」
「そうよ。
何台か潰しても大丈夫なように買うから。」
「スケール違いすぎん?」
「そんな事ないよ。
大丈夫。」
 月のビル3号。
 「会長、悠斗様、おはようございます。
すぐに、鈴木をお呼びします。
お待ちください。」
 鈴木と呼ばれた人は、すぐに来た。
 「鈴木、遅かったわね。」
「申し訳ございません。」
「何か、トラブル?」
「トラブルでは、ありません。
ご安心を。
では、会長室に参りましょう。」
「ええ。」
 会長室。
 「へぇ…。
ここも広いね。」
「そうなの。
ねぇ、悠斗ぉ。
ちょっと、スリリングなことする?」
「何それ。」
「机の下に隠れて。」
「こう?」
「うん。そう。
で、ゆえの舐めて。」
「誰か来たら、どうするの?!」
「見つかったら、ゆえの負け。
見つからなかったら、悠斗の負け。
やる?
秘書がいない間に。」
「俺がいない時点で、バレると思うけど?」
「じゃあ、審判終わった後に、ここでしよ?
ゆえ、我慢するからぁ。」
「最近どうしたの?
ゆえからのおねだり、すごいよ?」
「悠斗のが欲しいの。」
「ここでするのはいいけど…。
バレないならね。」
「バレないようにする。
なんか、えっちな下着、着けてるだけで、えっちになっちゃう。」
「もう、可愛いなぁっ!!」
 嫁とイチャついてたら、秘書の鈴木さんが来た。
 「会長!」
「はい?」
「イチャつくなら、仕事の後にしてください。」
「分かったわよ。
で、来たの?」
「3人来られました。」
「じゃあ,水川社長から入ってもらって。」
「はい。」
「会長!!会長のご主人!!
この度は、大変申し訳ございませんでした!!」
「奥様とお子様は?
今回のことは、奥様に問題があるので、奥様と話したいのだけど?」
「すぐに、連れて参ります!!」
 水原社長は,すぐに奥さんを呼んできた。
 「奥様に聞きます。
卒業式の時、なぜあのような発言をなさったのか、教えていただけますか?」
「高校生と結婚なんて、犯罪に決まってると思ったんです。
しかも、指輪は、ハリー・ウィンストン…。
あたしだって欲しかった指輪を、子どもが持ってるなんて、許せなかったんです。
まさか、主人の取引先の会長なんて、思わなくて…。
申し訳ございませんでした。」
「18歳になったら、結婚で蹴るのは、法律で決まってます。
一生物だから、ハリー・ウィンストンにしたんです。
収入的に問題もなければ、会長職であるのであれば、周りから見られますから。
取引先だから、謝るんですか?
奥様の言葉を取れば、羨ましくて、騒ぎを起こし、夫の取引先だから、謝る。そう聞こえますが?」
「取引先だから、謝ったのではありません。
心の底から、思ってます。」
「まぁ、そう言うことにしましょう。
今日、お子さんは?」
「一緒に来てます。」
「呼んでいただけますか?」
「はい。」
 まなとの母さんは、すぐに、まなとを呼んだ。
 でも、まなとの態度は最悪で、ゆえは、頭を抱えた。
 「お子さんの態度を見てわかるように、今回の件は、軽く見られてますね。
分かりました。
取り引き辞めます。
ご苦労様でした。」
「そんなっ!!
会長っっ!!
お願いしますっ!!
会長っっ!!」
 こうして、取引先で残った会社はおらず、全部、取り引きを辞めた。
 「疲れたから、休むわ。
鈴木、あとお願い。」
「かしこまりました。」
 ここからは、会長室で、ゆえの喘ぎ声を我慢した、喘ぎ声が響き渡った。
 「会社でこんなのいいの?」
「いいの。
だって、我慢できなかったんだもん♡」
「まったく…。
車屋行くんでしょ?」
「そうだった!!
行きましょ。」
「はいはい。」
 俺とゆえは、車屋に急いだ。
 車屋。
 「大森さん、お願いします。」
「先程のお客様。
いらっしゃいませ。
大森をすぐにお呼びします。」
 大森さんは、すぐに来てくれた。
 「お待ちしておりました。
では、行きましょうか。」
「お願いします。」
「(あの客、現金必要になって、返しに来たのか?)
(まぁ。こっちは、ふと客だからな。)
(心配することないな)」
「あなた、損したわね。
私たちに、説明してくださっても、1台が限界。
あの新人、とんでもない人に、指名されたわね。」
「それは,どう言う…。」
「見てればわかるわ。」
「は…ぁ…。」
 外では…。
 「これもいいわね。
乗りやすい。
悠斗、どう?」
「うん。
乗りやすい。」
「試乗されますか?」
「夫は、まだ、免許ないの。」
「でしたら、奥様が試乗されますか?」
「そうね。
乗ってみたいわ。」
 大森さんは、何台か試乗させてくれた。
 それは、ゆえのお買い物欲が爆発さすのに、充分な材料だった。
 「試乗したやつ、全部買うわ。
あと、中古もこれとこれとこれを買うわ。
納車日は、いつになるの?」
「中古は、すぐ買って帰れます。
新車は、1週間ほどかかります。」
「分かったわ。
よろしく。」
「では、中で契約書を。」
「分かったわ。
 ゆえは,契約しに中に入った。
 俺は、今日買った車を見ていた。
 「そうだわ。
ここで1番高い車はどれ?」
「こちらになります。」
「じゃあ、これ2台ちょうだい。」
「あ…ありがとうございますっ!!」
「(なに?!)
(あれを2台?!)
(他にも沢山契約してる…。)
(何者なんだ?!)」
「ふふふ。
あの夫婦が気になるようね。
あの夫婦は、天使グループの会長さんと旦那さんよ。
社報の載ってたわ。」
「天使グループ?!」
「声が大きい!!」
「すいません。」
「だから言ったでしょ?
新人、すごい人に指名されたって。」
「なるほど…。
(マジかよ!!)
(あれだけで、俺の半年分はいかれた…。)
(しかも、使命での購入…。)
(全部新人のもの…。)
(くっっそっっ!!)」
「お会計が全部で1億7860万です。
お支払いは?」
「現金でするわ。
青田、お金を。」
「かしこまりました。」
 青田は、すぐに、2億持って来た。
 「こちらになります。」
「大森さんに、1億7860万渡して。」
「はい。
こちらになります。」
「ありがとうございます。
では、数えさせていただきます。」
 大森さんは、機械を持って来て、数えた。
 「確かにお受けいたしました。
今日持ってけれるお車は、どうしましょうか?」
「新車と一緒に持って帰るわ。」
「かしこまりました。」
「じゃあ、よろしく。」
「はいっ!!」
 車を買い終えると、今度は、京都に向かった。
 「ベンツって、意外と乗りやすいのね。」
「運転しやすい?」
「うん。」
「いい買い物したね。」
「ホントだわ。
今日は、祇園の旅館に1泊するから。」
「分かった。」
「明日は、物件探しよ。」
「分かった。」
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