この恋は、賞味期限切れ



私がそういうと凪はビックリした顔で言った。


「悠月が寝坊なんて珍しいな」


「二度寝しちゃって。」


2人で話していると、急に陽菜乃が声をあげた。


「ちょっとー!!なんで私には遅れた理由聞いてくれないの!」


私と凪は顔を見合わせ、声を揃えて言った。


「「だって陽菜乃は週3で遅刻してるし」」


「「理由は100%寝坊だし」」


「もーっ!2人ともひどい!」


3人で固まって話していると、なにかものすごい視線を感じた。


ちらりと後ろを振り返ってみると、すごい形相でこっちをにらんでいる派手な女子たち。


え、と思って陽菜乃たちの方を向き、理由を察した。


陽菜乃は中身はともかく見た目はクール系の美女だし、凪も学年女子憧れの
爽やかイケメンなのだ。


それに比べて私は見た目はいたって平凡で、よく他の女子になんで陽菜乃と一緒にいるのかと嫌みを言われている。


今日はさらにそこに凪も加わっているため、いつもより怨念がこもっているのだろう。



いつも通り無視を決め込み、3人での会話を楽しんだ。







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