アラサーの私が、なぜか御曹司で超絶イケメンの年下男子から、溺愛されました
「業務課のみんなに紹介して、その後は社内を案内するから、私に着いて来て」
私はお仕事モードに気持ちを切り替え、背筋をピッと伸ばして吉田君を見た。というか見上げた。
「あ、はい。でも、なんで怒って……」
吉田君は不服そうにしたけど、私はそれに構わずさっさと歩き出し、吉田君は頭に手をやりながら後から着いて来た。
まずは職場へ行き、吉田君をみんなに紹介した。
みんなが吉田君を興味津々な目で見るのは当然としても、女子達の反応はあからさまだった。つまり、みんな一様に目がハートになっていた。大げさではなく。
「かっこいい……」
そんな呟きをもらしたのは、業務課で一番若い、庶務担当の倉田麻衣ちゃんだった。
麻衣ちゃんは、笑顔が可愛いく明るい子で、でも意外に堅いところもあって、決してミーハーな子ではないと思う。そんな彼女が思わず呟いてしまうほど、吉田君の外見は素敵なんだと思う。もちろん、私も同感なのだけど。
たしか、麻衣ちゃんは短大を出てすぐ入社して1年だから、20歳か21歳だと思う。つまり吉田君の2つ下ぐらいなわけで、吉田君が付き合う相手としては、ちょうど良い年ごろだと思う。私とは違って。
私はお仕事モードに気持ちを切り替え、背筋をピッと伸ばして吉田君を見た。というか見上げた。
「あ、はい。でも、なんで怒って……」
吉田君は不服そうにしたけど、私はそれに構わずさっさと歩き出し、吉田君は頭に手をやりながら後から着いて来た。
まずは職場へ行き、吉田君をみんなに紹介した。
みんなが吉田君を興味津々な目で見るのは当然としても、女子達の反応はあからさまだった。つまり、みんな一様に目がハートになっていた。大げさではなく。
「かっこいい……」
そんな呟きをもらしたのは、業務課で一番若い、庶務担当の倉田麻衣ちゃんだった。
麻衣ちゃんは、笑顔が可愛いく明るい子で、でも意外に堅いところもあって、決してミーハーな子ではないと思う。そんな彼女が思わず呟いてしまうほど、吉田君の外見は素敵なんだと思う。もちろん、私も同感なのだけど。
たしか、麻衣ちゃんは短大を出てすぐ入社して1年だから、20歳か21歳だと思う。つまり吉田君の2つ下ぐらいなわけで、吉田君が付き合う相手としては、ちょうど良い年ごろだと思う。私とは違って。