重いけどいいの?お嬢サマ

私と慧が一緒に居ることが多いから、今までも交流はあったことに加え、寮でも近くにいるとなれば自然と挨拶だけでなく、言葉をかわす機会が増えるわけだ。


「うちのはさー、秋葉はしっかりしてるんだが、春夏冬がちょっと抜けてる……というのか、よく皿を割ったり、花瓶を割ったり……」

「ようは、おっちょこちょいってこと?」

「それだ!だから、普段は秋葉のサポートでどうにかなってるみたいだけど、もしかしたら美形くんたちにも……なんて」


何かとやらかすことのある春夏冬さんのサポートが秋葉さんだけでは補えない時が来るかも、ってことか。


「……うちのは平気よ」

「本当かい?」

「ええ、嫌な顔せず手を差しのべてくれるはずだから」


心の内では、荒れた文句で溢れているかもしれないけど。
執事として動く時は、ちゃんとやるんだから。
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