恐怖姉妹
呼び出される覚えもなくて首をかしげた柚柚だったけれど、すぐに思い当たることを思い出した。
けれど別に悪いことじゃない。
「きっと大学の推薦に関することだと思う」
柚柚の希望大学には推薦枠があり、それに立候補していたのだ。
「あぁ、きっとそれだね」
梨里も頷き、柚柚と一緒に立ち上がった。
そんなふたりへ向けて彩香は軽く手を降る。
なにをするにもたいてい一緒の双子は、職員室に呼ばれたのがどちらか片方でも関係なく、ふたりで向かう。
彩香はそれに慣れていたけれど、今年始めて双子と同じクラスになった生徒たちは珍しそうな視線を向けている。
「あの双子ほんとうに仲良しだよね」
「見た目もそっくりだしなぁ」
けれど別に悪いことじゃない。
「きっと大学の推薦に関することだと思う」
柚柚の希望大学には推薦枠があり、それに立候補していたのだ。
「あぁ、きっとそれだね」
梨里も頷き、柚柚と一緒に立ち上がった。
そんなふたりへ向けて彩香は軽く手を降る。
なにをするにもたいてい一緒の双子は、職員室に呼ばれたのがどちらか片方でも関係なく、ふたりで向かう。
彩香はそれに慣れていたけれど、今年始めて双子と同じクラスになった生徒たちは珍しそうな視線を向けている。
「あの双子ほんとうに仲良しだよね」
「見た目もそっくりだしなぁ」