恐怖姉妹
愛犬
大学の推薦枠を奪われてカンニングの証拠も取れなかった柚柚は苛立ちを隠すこともなく、1日の授業を終えた。
「柚柚、大丈夫?」
イラついている柚柚を心配しているのはやはり梨里だ。
梨里は今日もバスケ部の練習に誘われていたけれど、柚柚の様子を見るととてもそれ所では無く、断っていた。
「梨里、今日も部活の手伝いがあるんじゃないの?」
「うん。でも、試合で手伝えばいいだけだから、今日はパスした」
「そっか」
そのまま黙り込んでしまう。
時折教室後方へ視線を向けてはテストの順位を見て顔をしかめる。
「柚柚、そんなに気にしないで。柚柚なら大学だって普通に入れるんだから」
「柚柚、大丈夫?」
イラついている柚柚を心配しているのはやはり梨里だ。
梨里は今日もバスケ部の練習に誘われていたけれど、柚柚の様子を見るととてもそれ所では無く、断っていた。
「梨里、今日も部活の手伝いがあるんじゃないの?」
「うん。でも、試合で手伝えばいいだけだから、今日はパスした」
「そっか」
そのまま黙り込んでしまう。
時折教室後方へ視線を向けてはテストの順位を見て顔をしかめる。
「柚柚、そんなに気にしないで。柚柚なら大学だって普通に入れるんだから」