Dearest 2nd 〜Moon〜




────…ウィーン…







先に図書館に着くと、開いた自動ドアから涼しい風が迎えた。






「…涼しー…」






煮えるような暑い日射しから一転、ひんやりと冷たい風が気持ちいい。







────コツコツ…





広い図書館のホールを横切り、腕時計を見つめた。






…───時刻は2時半。





まだ時間あるし、何か飲んで時間潰そかな…。





そのまま自販機でコーヒーを買い、彩の分のジュースも買っておく自分がいる。





「…夏やし、アイスミルクティーで間違いないよな。」






何だかな、なんて思いつつ無意識にそうしてる自分に呆れてしまった。







────…プシュッ!






缶コーヒーを開け、口を付けようとしたその時だった。







…───ヴーヴーッ…







ポケットから、突然ケータイのバイブが響いたのは。



< 32 / 50 >

この作品をシェア

pagetop