Dearest 2nd 〜Moon〜
「……弥生?」
『久しぶり過ぎてビックリだよね~!!
この間送った同窓会の返信ハガキどうもね☆
あれに純、わざわざ連絡先の番号書いてくれてたから、懐かしくなっちゃって電話しちゃった♪』
「あ~!!だからか!
俺マジ分からんかったからさ。何でやろって一瞬ワケ分からんかった。」
『あははっ!♪
ビックリさせてごめんごめん!』
「いや、わざわざありがとう。」
…───思い起こせば数日前。
返信した同窓会のハガキに、一応番号を書いておいた事を思い出した。
何せ転勤であちこち転々としていたから、電話番号を知る奴はいないだろうと思ったからだ。
『純、同窓会出席してくれるんだね~!
こっち帰ってくるんだ?』
「うん、そのつもり。
そっちで仲良かった奴らとか全然会ってないからさ。」
『そっかそっか~!
あたし超楽しみなんだけど!!
純と会うのもう何十年ぶりだろっ?』
「あれ。そんなになるんかな?」
うーんと考え込む俺に、弥生は楽しげに笑った。
『超~オヤジになってたりして♪』
「弥生も超~老けてたりして♪」
『なぁんだとぉ!?!?』
弥生の逆鱗に触れ、今度は俺がくすくすと笑った。
弥生と話すのはやっぱり楽しい。
それは小学校の頃から変わってない。
毎年の年賀状で繋がっていたくらいだけど、あの時の友情は薄れていないと思った。