Dearest 2nd 〜Moon〜
「東京観光って……
えぇよ別に今更。
俺東京住んでたしー。」
「そんな事言わないでさぁ!純が東京離れてる間に、色々と目新しくなってるかもじゃん!」
「え~…んな言うほど離れてないって」
「そんな事言わないで!
ねっ?まだ東京いるなら時間有効に使おうよ!」
「う~ん…」
弥生の押しに押され、ちょっと考え方も変わる。
東京にまだいようと思ってたのは事実だし、観光しようと思っていたのも事実だし。
一人寂しく観光するよりはいいかも?
「───ねっ?ねっ?」
弥生の最後の押しに押され、迷いも振り切られ…
「───えぇよ。」
そう返事を返したんだ。
「───ほんと!?やったぁ♪」
……───この時
“行く”なんて返事、返さなきゃ良かった。
そしたら、まだ運命は変えられてた?
全てが繋がって、結局最後に彩を失うことになっていなかった?
───…教えて欲しい。