Dearest 2nd 〜Moon〜




「───あっ!!ヤバい!バイトの時間遅れる!」



「え?」




しばらく経ち、弥生は思い出したようにバタバタと帰り支度を始めた。



「純!ごめんあたし今日急にバイト入ったんだよ~!大阪まで見送れないけど気をつけてね!」



「そうなんや、ありがとう。
今回の同窓会も誘ってくれてありがとうな。」



「いいえ~♪また集まりとかあったら声掛けるね!★」



バタバタと慌ただしく席を立つ弥生はそのままぶんの方に振り返り




「───高山くん、またバイト終わったら電話掛けるね♪」




「分かった。」



そう言って、弥生は照れたようにぶんに手を振った。



ぶんもぶんで弥生に微笑んで手を振り返す。




────ん?ん?




何だこの空気……。




まるでこれじゃ恋人同士みたいな会話じゃないか……?



“またね”と小走りで駆けていく弥生の後ろ姿をじっと見つめているぶん。





……弥生とぶんが?






_____まさか…?




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