その息尽きるまで時間は無限
息も、声も、動きも、多分心臓も止まった。




1秒。

心臓が爆発するような音で脈打った。

不安定な呼吸をする。

思わず後ずさった。

「は…………」

かろうじて声が出た。


「なん、なんで、とびおり…て」


「そんなの私が知りたいわ!!!! 私だって、お父さんがっ…電車が来た瞬間に身を投げて…!逆に私がっ、死んだと思ったのよっ?!」

かなり取り乱している。

一瞬、瞳孔が開き切っているのが見えた。

髪もグチャグチャ。簡素なメイクも涙で落ちて、とにかくひどい顔になっている。


「電車に思いっきり吹き飛ばされてっ…。各駅じゃなかったから、そのまま轢かれて…っ。もうぐちゃぐちゃでぇっっ!!、 ゔぐっ、…ぇえ゛っ…」


急に嘔吐しだした。

ほとんど液体で、ろくに食っていないことがわかる。
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