その息尽きるまで時間は無限
ーーー佳凪の方を見る。

最近はすっかり弱くなっているが、強気な佳凪が、俺は…好きだ。


「じゃあ、みなさん調理を始めてくださーい!」

家庭科教師の合図で、みんながわらわら動き出す。



「衣ちゃん!とりあえずお鍋用意しない?」

「だね。」

「あ、ま、まず米洗うんじゃない?」

「あ、確かにそうだね!さっすが健くん!」

「え…えぇ、まあ…」

うちの班も動き出す。


俺もなんとなく手伝いながら、佳凪をさりげなく見つめる。


あおいと話してるな…。
あ、笑ってる。…可愛い。
あの飾らない感じの笑い方が大好きだ。


ーー佳凪も真を忘れているのだろうか?

…だとしたら、怖いな。
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