その息尽きるまで時間は無限
「楓くん!!大変大変!!ティッシュ…ティッシュ…」

七晴まで来た。
お前は厄介だからやめてくれ!と言いたいとこだが、こんな状況じゃ中々言えない。

「はい!とりあえずこれで止血!」


ポケットティッシュを渡される。
どこから取ったんだ?

本当にポケットか?


まぁ血がさっきから滴り落ちているし、悔しいが拝借しよう。

指を包んで、血を吸わせる。

床の血は先生が拭いてくれた。



「松下さん大丈夫?保健室行きましょうか…?」

「い、いや、大丈夫っす!多分バンソーコー貼っときゃいけます!」

「でもかなりの出血量よ?!菌でも入ったら大変!せめて消毒した…」

「や、まじで大丈夫っす!」


何度か押し問答を繰り返し、なんとか逃げた。

保健のあの女教師が嫌いなんだ。


「楓くん、バンソーコーいる?ちょっと大きめのあるけど…」

なんで持ってんだよ。お前のポケットは四次元か。
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