その息尽きるまで時間は無限
「…ふーん…そ。まじで?本当にいいんだな?言ったかんな?取り消せないかんな?」

「いいっつってんだろ」


なんなんだこの小1みたいな会話。



「…じゃあさ、最後に質問させて。」


じゃあ、がなんなのかはいまいち分からないが、無言で聞く。


…いやまて、俺も聞きたいことがある。


「まっ…て、俺先でいいか。」

「…え、何急に。 …いいけど。」

「…なんでおれが佳凪を好きってわかった?」

「…は?」


バレバレと繰り返していたが、どこら辺がバレバレだったのか。


「…なんかもう、全部。」


……えぇ…。

「声に出てるよ。」

「う」

「ずぅっと前から気づいてた。調理実習の時もオーラが全開だったし。」

「はっ、うそだろ?!」

「いやいや、多分あれ誰でも気づくよ? 手切ったのも、佳凪の方見てたからでしょ?」




ギクッ。

本当に全てがバレている。

そんなに分かりやすいのか、俺は?


「豆腐切ってる時、あさってどころか、しあさっての方向向いてたし。」


もう本当に何も言えない。
うんともすんとも言えない。
……………………………。


「で、そろそろ私質問していい?」

「…ん、はい。」
< 246 / 258 >

この作品をシェア

pagetop