その息尽きるまで時間は無限
「楓が小3の時…いじめられてたよね? だから、される側の気持ちを、あの四人の中で1番わかってたはずなのに、なんで私をいじめてきたの? 佳凪が好きだから…あのときわたしが楓のいじめを止めなかったから…とかじゃないよね?」





「…」




それに…ついてか。







俺は、確かに小3の頃、いじめを受けていた。


でも、そこはやはり小学3年生、8歳。



精神的に相当辛いは辛いが、内容はまあまあ安直で、上靴を隠されたり、
黒板に『松下かえで』『まき野ゆい』と、クラスの陽キャ女子と相合傘を描かれて、その『まき野ゆい』に本気で嫌がられたり、
鉛筆をへし折られたり…



俺が濡沢にしたことなんかに比べりゃ相当弱いが、当時の精神年齢からしたら、されるのも見るのもなかなかに強烈なものだ。


そして、小3の終わりかけ、相当病んでいたころ。
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