その息尽きるまで時間は無限
4年。

案の定“あいつら”とは分かれ、佳凪と同じクラスになれた。


廊下で何度か“あいつら”とすれ違ったが、何も言われず、ましてやぶつかってしまった時には「ごめん」と謝られた。


そう、いじめがぱたりと止んだ。


安全に過ごしているうちに、佳凪経由であおい、真とも仲良くなり、4人で遊ぶのが“いつもの”になっていた。



そんなある日。


「私さ、⚪︎⚪︎が好きなんだよね。」

「…え?」



小5の夏だった。

夏休みに4人でショッピングモールに出かけた時のこと。


アイスクリームを食べていたら、唐突に佳凪がそんなことを言い出した。


⚪︎⚪︎とは、当時佳凪と同じクラスだった、運動のよくできるセンター分けの男のこと。
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