その息尽きるまで時間は無限
ガララッ!!


音を立てて、担任の先生が入ってきた。

楓の拳が顔から遠のく。


私の周りにいた4人は凍りついた。

私を殴ろうとしてる場面を先生に見られたからだ。


「松下さん?!何をやっているんですか!」

「なっ先生ちがいます!ぬっ、濡沢が楓に…!」

佳凪が声を張り上げる。

私は何もやっていないのに。

どうせ、佳凪が変な嘘をつき、先生は何も言わなくなるのだろう。

そう思っていると…
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