その息尽きるまで時間は無限
ガララっ!!

また扉が開いた。


それと同時に呑気なチャイムが鳴る。


扉を開けた主は、担任だった。


「おは………?!矢田さん?!大丈夫ですか?!!み、みなさん、何が…、矢田さんは何があったんですか…?!」

俺の体を支える先生。





おせえんだよ…。





先生の質問に七晴が答える。

「真くんね、朝から気持ち悪くて、さっき一気に吐いちゃったの!真くん、体調が元々悪かったの!」

あんなに大げさに痛そうにしていた足を気にせずに立ち上がる七晴は、表現まで大げさだった。


「そうだったんですね。吐瀉物がかかっちゃった人はいますかー?ーーーーー」


鵜呑みにしやがって。んなわけねぇよ。

でも反論できない。

喉が痛いのもだけど、まず、大人までもが〈七晴黎の言うことは絶対〉って感じだし、クラスメイトとかも全員七晴の味方だ。


声が出たとて、結局何も言えない。






最悪だ。
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