星の名
窓側の席は、私にとってはピッタリの席だった。



空を眺めるのが好きだから。




とにかく落ち着くんだ。


嫌な事も忘れられる。





雲のない青空と、星空以外は。


この2つだけは、見ると自分がおかしくなってしまう。


星空は特にそうだった。
< 21 / 70 >

この作品をシェア

pagetop