警視正は彼女の心を逮捕する
『ずっと好きだった』とか『結婚しよう』と、鷹士さんに言われたのは、同居一日目。
私が『綺麗売り』をしていないと自覚したのは、彼と同居しはじめてから。
けれど鷹士さんの口ぶりでは、『綺麗売り』しそこねている私を、もっと前から知っていたらしい。
調べてみると、【綺麗売りの反対語:ありのまま、とか素の自分】など。
「……私のドジなところとか地味なところも含めて、だよね?」
とくん、とくん。心臓が甘く高鳴る。
「信じていいの、かな……?」
呟く。
自分の声が耳に入ってきた、瞬間。
ダ メ
大きな声が脳裏に響く。
私は失恋したばかりなのに。
鷹士さんは親切で家がなくなってしまった私を置いてくれているだけ。
これは、幼馴染に対する親切だから。
顔から温度が失われていくのが自分でもわかる。
「絶対、勘違いしない」
悠真さんが好きなのに。
他の男のことを考えてはならない。
私が『綺麗売り』をしていないと自覚したのは、彼と同居しはじめてから。
けれど鷹士さんの口ぶりでは、『綺麗売り』しそこねている私を、もっと前から知っていたらしい。
調べてみると、【綺麗売りの反対語:ありのまま、とか素の自分】など。
「……私のドジなところとか地味なところも含めて、だよね?」
とくん、とくん。心臓が甘く高鳴る。
「信じていいの、かな……?」
呟く。
自分の声が耳に入ってきた、瞬間。
ダ メ
大きな声が脳裏に響く。
私は失恋したばかりなのに。
鷹士さんは親切で家がなくなってしまった私を置いてくれているだけ。
これは、幼馴染に対する親切だから。
顔から温度が失われていくのが自分でもわかる。
「絶対、勘違いしない」
悠真さんが好きなのに。
他の男のことを考えてはならない。