ゲームでバグりやすい私は、転生してもバグ(の神様)に好かれる
すると、美味しそうな匂いがして、ぐぅ~とお腹が鳴った。
パクッと、焔は近くにあった料理を口に運んだ。
焔に、稲妻のような衝撃が走った。
「なにこれ、おいしいっ!!」
(ゲームで見ていたけど、本当においしそうだったんだよなぁ。まさか、食べられる時が来るんなんて、思いもよらなかったなぁ。)
パクパクと、他の料理も食べ進める。
「あ、ホムラ!いた、いた!」
アリトがこちらに駆け寄ってきた。
「ん?何に?」
焔は口の中に食べ物がいっぱいでもごもご言っており、リスみたいなみたいになっていた。
「ホムラはさ、住むところって決まってるの?」
焔は、ごっくんと食べ物を飲み込んだ。
「住むところ?…あ、忘れてた…」
「えぇ?!忘れてたの?!」
「うん…」
「だったらさ、僕の家へおいでよっ!お母さんも、お父さんも、アリアも、きっと喜んで迎えてくれるよ!」
「うん!ありがと!」
焔は、にっこりと笑って言った。