ゲームでバグりやすい私は、転生してもバグ(の神様)に好かれる
酒場には、お酒やご馳走がたくさん並べられていた。
レルランド村の村長は、お酒が入っているコップをかかげて、「コホンッ」と言った。
「えー、この村を救ってくれた英雄に、乾杯っ!」
「「乾杯っ!!」」
村の人たちが村長に続いて、次々とお酒をかかげて言った。
「いや~、本当にありがとうなぁ!救ってくれて!あんたは命の恩人だよ!」
アリトの父に、焔は背中をバンバン叩かれていた。
「あ、ありがとうございます…」
(痛い…)
焔は痛みに耐えながら、愛想笑いをした。
「おい!こっちに来て飲もうぜっ!!」
村の人が、アリト父を呼んだ。
「おう!行くぜ!じゃあ、またな!」
アリト父は、焔から離れた。
(痛かったぁ~…まぁ、悪気はないと思うけどなぁ。)