推しは恋のキューピッド
「こたろう!ただいまー!」

私は一目散にソファーに座るこたろうに報告をしに行く。


「こたろう!すごくいい店員さんがいてね!
めちゃくちゃお洒落な洋服買えたんだよ!これで土曜日会ったら、早川課長なんて想うかな…」


そう呟いてふと思う。
あれ?私なんでこんなに早川課長によく思われたいんだろう。こんな準備までして。
…たぶん早川課長はカフェに行きたいだけだろうに。



新しい感情に戸惑いつつも、スマホに目を向ける。
早川課長からのLINEはない。
そのことにすこし落ち込む。



私どうしちゃったんだろう…




もう今日は久々の買い物で疲れたし、サッサと寝る準備して寝よう。



私は買ってきた洋服が皺にならないようにハンガーに大切にかけ、お風呂へと向かった。



< 37 / 125 >

この作品をシェア

pagetop