結婚できない症候群②
「小林さんは、どうして料理教室に通おうと思ったんですか?」


料理を教えている最中に、何気ない芯をついた質問


「ああ…実は料理が下手で、彼氏に振られちゃったんです。その彼氏を見返したくて。」


「へえ~」


「嫌ですよね。こんな女。」


「いいんじゃないですか?振られたのに、元カレって言わないと言う事は、まだ好きなんでしょ?その彼氏さんの事。」


「え、ええ…」


「見返してやりましょう。そして、もう一度小林さんに告白させましょうよ。」


「先生!」



ちょっと、この先生


意外にいい人なんじゃん!!



「そうだ。
もう少し料理の腕が上がったら、その彼氏さん、このお店に呼んだらいい。
小林さんがここで作った料理、彼氏さんに食べさせてあげれば、きっと喜ぶと思いますよ。」


「はい!」


私は先生の好意に、すっかりその気になっていた


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