結婚できない症候群②
俊介君が出て行った後、相原先生はガクッと肩を落とした
「すみません…小林さん。」
「先生…」
「俺、今回の話聞いた時、本当に嬉しかったんですよ。調子に乗って店開いたけど、ちっとも売上なくて…生活の為に始めた料理教室で、人の役に立てる時があるだなんて…料理教室始めてよかったなぁって…小林さんも、成功すればいいなぁって…本当に心の底から、そう願ってたのに…」
いつの間にか先生の声は、震えていた
「すみません。大事な生徒の恋愛を邪魔するなんて…俺、先生失格かも…」
次の瞬間、私は相原先生の事を、後ろから抱き締めていた
「小林さん?」
「いいんです。愛人にしてやるって言われて、何も言えなかった私を、先生は救ってくれたんですから。」
先生はクルッと振り向くと、今度は自分の方が、私を抱き締めてくれた
「小林さん。やっぱり俺、あなたの事が好きです。」
「先生……」
「なぜかこの教室に来る人達って、普通に料理上手い人ばっかで、俺の出番ないやって思ってたのに…小林さんは毎回俺の話、一生懸命聞いてくれて。いつの間にか、あなただけに教えたいと思っちゃいましたよ。」
「私も…
先生じゃなかったら、料理教室なんて通い続けられなかったと思います。」
「れ、麗奈…さん……」
初めて照れ臭そうに名前で呼ばれて、私達はしばらくの間、お互いの顔を見れなかった
「すみません…小林さん。」
「先生…」
「俺、今回の話聞いた時、本当に嬉しかったんですよ。調子に乗って店開いたけど、ちっとも売上なくて…生活の為に始めた料理教室で、人の役に立てる時があるだなんて…料理教室始めてよかったなぁって…小林さんも、成功すればいいなぁって…本当に心の底から、そう願ってたのに…」
いつの間にか先生の声は、震えていた
「すみません。大事な生徒の恋愛を邪魔するなんて…俺、先生失格かも…」
次の瞬間、私は相原先生の事を、後ろから抱き締めていた
「小林さん?」
「いいんです。愛人にしてやるって言われて、何も言えなかった私を、先生は救ってくれたんですから。」
先生はクルッと振り向くと、今度は自分の方が、私を抱き締めてくれた
「小林さん。やっぱり俺、あなたの事が好きです。」
「先生……」
「なぜかこの教室に来る人達って、普通に料理上手い人ばっかで、俺の出番ないやって思ってたのに…小林さんは毎回俺の話、一生懸命聞いてくれて。いつの間にか、あなただけに教えたいと思っちゃいましたよ。」
「私も…
先生じゃなかったら、料理教室なんて通い続けられなかったと思います。」
「れ、麗奈…さん……」
初めて照れ臭そうに名前で呼ばれて、私達はしばらくの間、お互いの顔を見れなかった