桃色
「加奈~!!」

私が呼ぶと、加奈達は私に気付いたのか、
手を振ってきた。


「加奈~!久しぶり!梨花も久しぶり!!」

「久しぶりじゃん、桃子!
 相変わらず、かわいいし~!」

「そんなことないよ、って、紹介するね。
 私の彼氏のゆぅ君です!」

私は加奈にゆぅ君を紹介した。

「んで、こっちが、高校からの友達の加奈」


加奈とゆぅ君はお互いに、はじめまして~
なんて挨拶してる。


「ってか、優士君、すっごいかっこいい
 じゃん!」

加奈が私にひじで突きながら言ってくる。

「当たり前じゃん!!」

私はそう言ってのろけた。


「でも、桃子の周りってすごいよね。
 優士君もかっこいいけど、健二君もいるし、
 タケル君もいるでしょ?
 かっこいい人いっぱいいすぎだよ」

「そうかなぁ~?」


加奈に言われて私はそう言ったけど、
確かにそう思う。

みんな、顔もかっこいいけど、
中身だってすごくかっこいいんだよ。


「それにさ、あの人!あの人、
 すごいかっこいい!!」


そう言って、加奈が指差す人がいた。

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